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喫茶ミケネコ舎

シネマアートンで映画を観る前に、喫茶ミケネコ舎に行きました。
ここはスペシャルティコーヒーをコーヒープレスで淹れているお店で、
前から行きたかったお店。
下北沢のメイン通りをドンドン行って左折したところに、
目を惹くレトロな建物が出現。
昔の映画にでてくるような建物。
その2階に目当ての喫茶ミケネコ舎はありました。
喫茶ミケネコ舎


お店の中も凝りに凝ったレトロなものでかためられておりました。
窓が開いていて、気持ちのよい風がビュンビュン入ってきました。
水が入った気泡の入った薄緑色のグラスがステキです。
まず、深煎りのザンビア・テラノーバと白ごまのチーズケーキをオーダー。
白ゴマのチーズケーキは、奇をてらわない素朴な美味しさのケーキ。
で、念願のコーヒープレスで飲むザンビア・テラノーバ、コーヒーの味の構成要素の中で苦味の要素のみが感じられます。
予想していたようなアクや雑味はまったくありません。
でも苦味しかなくてなにか物足りない感じも。
それから生豆の匂いも抽出されたコーヒーに残っていました。
こういう生豆の匂いがするコーヒーを飲んだのは初めてです。
これは焙煎の仕方によるものでしょうか?面白いと思いました。
コーヒープレスはマグカップ1杯半ぐらいの容量で、2杯目を注いだ時もまだアツアツでした。
意外にも2杯目のコーヒーにも雑味はなく、1杯目とほぼ同じ状態。
次に、ストロング・ブレンドを注文。
やっぱり熱い。
先ほどのザンビア・テラノーバとの味の違いがほとんどわかりません。
これも苦味のみが口の中に広がります。
これが抽出方法によるものなのか、豆そのものの味なのか、
コーヒープレスで本格的なコーヒーを飲むのは初めてなので、わかりません。
言えるのは、新鮮ないい豆でないとコーヒープレスでの抽出では飲めないだろうということ。
喫茶ミケネコ舎は、豆に絶対の自信があるのでしょう。

映画を観に下北沢に来た折には寄りたいお店です。
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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その7

本日は札幌で喫茶店めぐりができる最終日。

喫茶店に行く前に、昨日行ってまた行きたくなったオーロラタウンの「きたキッチン」へ。
モッツァレラチーズ、麦輪小樽のアールグレイとマーブルラムレーズンのベーグル、ノルトエッセンのあんぱん、小豆のジャム、生のホワイトアスパラガス1袋(今がシーズン♪)、それにビン入りのとても美味しそうなプリン色々なメーカーのもの4コを購入。

有楽ビルの宮越屋珈琲 ホールステアーズカフェに行って、フレンチをオーダー。
こちらはJBLらしき巨大なスピーカーがあり。
ホールステアーズカフェ

宮越屋のフレンチはワタシにとって札幌の美味しいコーヒーの標準値であり(しかし東京の宮越屋は札幌より美味しくないと思う)、ここより美味しいコーヒーが出てくるとかなり美味しい喫茶店だと判断し、ここより美味しくないコーヒーが出てくると、よろしくない店だと思う。
チーズトーストも注文(モーニング価格で300円)。
ホールステアーズカフェ


次に、地下鉄西11丁目駅直結のビル内にあるBasicに再度行く。
どうしても東京に帰る前に、もう一度この店のコーヒーを飲みたかったのです。
「アフリカの珈琲」というコーヒーをまず注文。
エチオピアのモカが出てきました。これも素晴らしい味わい。
さっそく豆がほしくなり、エチオピアのモカ100g購入。
次に、数日前飲み感動したCというコーヒー(豆30gでの抽出)を注文。
コーヒーを口に含んだとたん、濃厚な旨みと苦味ととろみに昇天。
温度も絶妙。
その美味しさにクラクラきた瞬間、店のスピーカーからマーラーの交響曲第5番第4楽章が流れ出し、ワタシも「ヴェニスに死す」のアッシェンバッハ状態になりました。
ワタシにとって、札幌で1番美味しいコーヒーはBasicのCと決定です。

ランチを食べに札幌の郊外、西区発寒にある斉藤ファームに行きました。
ここは札幌の都市景観重要建築指定を受けている旧三谷牧場の牧舎をつかったレストランです。
入り口に入ると、コーヒーの生豆と焙煎の釜が置いてあり、焙煎の匂いがしております。
12時を少しまわった時間に行ったのですが、土曜日ということもあり既に満員でした。
牧舎の中でアルコールランプの光でいただくランチ、素敵です。
斉藤ファーム

斉藤ファーム

斉藤ファーム

斉藤ファーム

斉藤ファーム

ランチは1種類。
北海道の食材(米はおぼろづき、小麦粉は春よ来い、牛乳は牧場タカラの「幸せな牛のミルク」等々)をつかった定食です。
下の写真のものにサラダとお味噌汁とご飯がついて1000円。
安くて美味しく、食器も良く大満足。
斉藤ファーム

コーヒーの無料サービスのクーポン券を持っていたので、コーヒーもいただいたのですが、これが意外にも(失礼!)結構美味しかった。
ワタシが飲んだのは、フレンチ斉藤Bブレンド。中心部の立派なお値段のコーヒーよりもずっと美味しいです。
斉藤ファーム

斉藤ファーム、かなり気に入りました。
帰る際、入り口に行列が出来ていて、並んでいる途中にランチが売り切れてしまい帰っているお客さんがいました。
土日は早めに行く必要があるようです。
食材はこだわりの北海道産のものばかりで、店の雰囲気はこれ以上はない程の北海道的。しかもリーズブル。
オススメのレストランです。

さて、きたキッチンで買ったプリン、食べてみたのですが、中でも手創り菓子工房いまむらの「こだわり十勝牛乳プリン」がメチャクチャ美味しかった!!
こんなに美味しいプリン、今まで食べたことありません!
くゎー。また食べたい…。
(写真一番右がこの世で最も美味しい(有)いまむらの「こだわり十勝牛乳プリン」)
プリン

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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その6

本日のコーヒー探訪。
まず札幌駅北口、代ゼミそば、第1合同庁舎向かいにある石の蔵ギャラリー はやしに行きました。
大正時代に建てられた石蔵はギャラリーに、昭和初期につくられた質屋の母屋部分はカフェとして営業しております。
ブレンドとフレンチは450円。抽出はネルドリップ。
こちらは3年前から営業していて、それ以前は設計事務所としてつかわれていたそうです。
やはりここのコーヒーも熱い。
石の蔵ギャラリー はやし


次に、時計台そばのロックフォール・カフェに行きました。
同じビルの同じフロア、真隣にコクテール堂の豆をつかっているカフェ・ラトゥールがあるのですが、コクテール堂の豆のコーヒーは東京でいつでも飲めるので、今日はロックフォール・カフェへ。
こちらはインフィニ珈琲の豆です。
黒っぽい木を多用した内装で、北海道的で大人の雰囲気でとても素敵です。
スピーカーはJBL、アンプはアキュフェーズ、音楽はクラシック、真空管のアンプもありました。
マスターと女性のお客さんがヴィスコンティの映画の話をしているのを聞きながら、メニューを確認。
通常のフレンチ525円のほかに、デミタスとあら挽き735円があり、
ワタシはデミタスをオーダー。
銀座価格です。
デミタスはネルドリップ。
ドリップしたコーヒーをあたためて出しており、温度は極熱。
525円の通常のコーヒーは淹れ置きしたものを温めて出していました…。

丸井今井別館(旧・マルサ)B1にあるカフェ・ド・ノールへ。
こじんまりとしていて、内装はモダン。
今日もフレンチを注文。
ここもギンギンに熱くして出される。
先ほどのロックフォール・カフェと同じインフィニ珈琲の豆で、こちらはデミタスではなく通常の量ですが、濃さは同じくらい。
チーズトーストも注文。
これは宮越屋珈琲のチーズトーストに完全に負けてますよ。
(宮越屋珈琲のチーズトーストはベーカリー・ベルのパンをつかっていて、とても美味)
カフェ・ド・ノール

カフェ・ド・ノール


地下街オーロラタウンを歩いていたら、えらく混雑しているお店があり覗いていみると、そこは丸井今井がやっている「きたキッチン」という北海道産の食品を売っているお店でした。
これまでの物産品のお店と全然違っていて、売っている商品は高級でしゃれていて、お店のディスプレイはとてもスタイリッシュ。
チーズはこれまで見たことのない美味しそうな北海道のものばかり、
プリンも色んなメーカーのものがいっぱい売られていて、目移りしてしまいます。
パンやベーグルも販売していて、麦輪小樽というお店の「春よ恋プレーン」と「フィグ&ウォールナッツ」を購入。それぞれ181円。
そのほか、生のホワイトアスパラガス(398円)、クレードルのホワイトアスパガラスのピクルス(550円)、ノースファームストックのミルクジャム、今サミットで話題のウィンザーホテルのリンゴジュースとグレープジュースを購入。
札幌にこられる方、このお店は必見です。お高いけど。
きたキッチン

麦輪小樽

クレードル

ウィンザーホテル


東急ハンズ近くのスープカリーのお店「ドミニカ」でランチ。
カリーは黄、黒、赤という3種類があって、ワタシは黄の辛さ4をオーダー。
トントロ入り。
トントロは甘い味付けで、カリーはスパイシー。
ドミニカ


岩盤浴に行き、3時間入浴し悪いものを出す。
3時間1000円(+タオル・浴衣代300円)は激安。
施設も清潔で素晴らしい。

本日最後に、地下鉄西28丁目駅近くにある円山茶寮に行く。
暮れかけの時間で雰囲気がありました。
円山茶寮

円山茶寮

ここは斎藤珈琲の豆をつかっているお店なのですが、
残念ながら既に本日のカフェイン摂取量がすでにキャパを超えていたので、
コーヒーではなく、抹茶ミルクをホットでいただきました。
岩盤浴でフラフラしたワタシにあたたかい抹茶ミルクが優しくしみ込んだのでした。円山茶寮

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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その5

コーヒーを飲みに行く前に札幌ラーメンが食べたくなり、
札幌味噌ラーメン発祥の店、味の三平に行き、もちろん味噌を注文。
味は意外にさっぱりめです。
すっかり完食してしまいました。
昔行った時は緊張感ただよう雰囲気だったのですが、とても愛想のよいお店となっておりました。
味の三平

味の三平


本日は狸小路そば、すすきのゾーンにあるCAFE RANBAN(カフェ・ランバン)に行きました。
2階の禁煙席に座り、フレンチをオーダー。
この立地で540円は高いのでは?
カフェ・ランバン

ここもやはりコーヒーの温度が高い。
フレンチですが、酸味があり。これは意外。
店内にランブルの関口一郎氏の豆本がディスプレイされておりました。
カフェ・ランバン

カフェ・ランバン

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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その4

本日の喫茶店めぐりを始める前、
地下鉄東西線西11丁目駅近くに萌黄書店という古書店を見つけたので、
中に入り、古本を散策。
「ちくま日本文学全集26 岡本かの子」を500円で購入。
萌黄書店


地下鉄西11丁目駅に直結したビルにあるBasicに行く。
店名の前に「深煎りの珈琲」というキャッチフレーズがついております。
メニューを開くとまず「当店の珈琲はすべて深煎りとなっておりますので、酸味を主体とした珈琲は一切ございません」という文言が飛びこんできます。
この店に限らずこの街ではコーヒーの酸味=悪という感じがしてくるのですが、このお店ではことさらそんな雰囲気。
もちろん酸味を否定しているのはないのでしょうが、札幌の喫茶店はだいたいどのお店も苦味自慢をしているような気がします。
で、珈琲A(10g),B(15g),C(30g)とある中でCをオーダー。
ネルドリップで、Cが出てきました。容量は100ccぐらい。
ものすごく濃厚で美味。
かつその濃さが絶妙な濃さであり、苦味、甘み、コーヒーのオイルやその他コーヒーから出ているエキスが口に広がり素晴らしい。
コーヒーの温度も高すぎずぬる過ぎず、すべてのバランスがとれたコーヒーであると確信。
帰りに豆を購入。マンデリンを100g。
Basic


次はBasicからほど近い、ATELIER MORIHIKO(アトリエ・モリヒコ)へ。
円山にある有名店「森彦」の2号店です。
南向きの窓に面したとても明るいお店。
雑貨のお店cho lonとつながっております。
ATELIER MORIHIKO

カウンターに座り、深モカとチーズポテトがのったトーストを注文。
ここのフレンチは本当に濃いのですが、深モカを頼むのは初めて。
ATELIER MORIHIKOではコーヒーはポットかカップ、どちらかを選べることができて、
濃いコーヒーが飲みたいワタシは当然カップで注文。
ネルドリップです。
やってきた深モカは、当然のごとくとても濃かった。
直前にBasicで飲んだC(30gで100ccほどの抽出)に負けず劣らず濃い。
加えてフレンチに比べて個性的な味と香り。
どちらもやはり美味しいです。
ATELIER MORIHIKO

トーストは「ルコパン」というお店のものだそうです。
(森彦の本店のほうは、エグヴィヴのパン)
これまた美味しいですわ。
ATELIER MORIHIKO


今度は電車に乗り移動。
パリ16区という名前のケーキ屋さんへ。
石蔵を利用した何とも趣きのある店構え。
佐伯チズもお取り寄せしているお店ということで、ここの有名なカマンベールチーズケーキを購入。
2階はカフェのようですが、ここでは飲食せず。
パリ16区


大学時代の友人Kちゃんののダンナさんがつい最近札幌に転勤になり、
数日前にKちゃんが東京から引越してきたので、カマンベールチーズケーキを手土産に会いに行きました。
Kちゃん、高級住宅地の円山にお住まい。
6ヶ月と3歳の女の子がいるので遠出はできないので、
Kちゃんのマンションから歩いてすぐの森彦の本店の方へ。
今日2件目の森彦だわ。
ワタシはATELIER MORIHIKOよりこちらのお店の方が好きです。北海道っぽくて。
今日はベビーカーがあるので1階席に。
森彦

ワタシは杏仁ミルクとバナナとくるみのケーキセットをオーダー。
杏仁ミルクとはホット・ミルクに杏仁の味を加えた飲み物です。
飲み物もケーキも美味しかったわん。
Kちゃんも3歳児のAちゃんも大喜び。
森彦で最高に楽しいひと時を過ごせました。
森彦

森彦


Kちゃんと別れたあと、ドイツパンのお店ブルクベーカリーで、角食を購入。
北海道産の小麦をつかったパンなど販売しておりました。
ブルク

その隣にある地蔵商店(時計台裏の北地蔵の系列店)でジュースを購入。
自家焙煎のコーヒー豆や、北海道産小麦と天然酵母のパンなど自然食品のお店。
イートインもありました。
地蔵商店


今日のまとめ。
札幌ではコーヒーの苦味≒善
      コーヒーの酸味≒悪
こんな街において酸味のあるイノダコーヒが善戦していることはエラいといえましょう。

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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その3

美味しいコーヒーを求めての飲み歩き、今日は札幌中心部を攻めました。

まず最初に行ったのは、カフェ・ド・ノール。
札幌で有名な宮越3兄弟の長兄、宮越惣一氏のお店です。
(次兄は宮越屋珈琲の宮越陽一氏)
札幌駅ほど近いオフィス街のシティバンクが入っているビルの地下1階のお店はあります。
とても落ち着いた高級で大人の雰囲気の店内。
オフィス街のオアシスという感じ。
JBLのスピーカー、ラックスマンのアンプがありジャズがながれております。
カウンターにAudio Mindと書かれた金のプレートがあり、これと何か関係があるのだろうと思いつつ、フレンチをオーダー。
カップ&ソーサーも落ち着いていて洗練されていて、さすがという印象。
出てきたフレンチを一口ふくんだ途端、強烈な苦味と旨みにガツンとやられました。
ものすごく深みのある味です。
これぞ、札幌の美味しいコーヒーのスタンダードかつ理想型でしょう。
ちなみにコーヒーの温度は東京の本格的な喫茶店で出てくるコーヒーに比べてかなり温度が高いです。
東京から来たことお話しすると、こちらの豆(インフィニ珈琲という社名)をつかっているお店いくつかを紹介していただきました。
行ってみたいと思っているお店のいくつかが、ここの豆をつかっているということが判明。
大人向けのお店。
自信を持ってオススメできます。
カフェドノール


2軒目は北地蔵。時計台の東側にあります。ここも有名店。
店の前で写真を撮っていると、通りがかりのご婦人に声を掛けられ、「東京にはこういうお店ないわねー、スターバックスばかりで」と言われました。
ちょうどお昼時で店内お客さんでいっぱい。
うなぎの寝床みたいな細長いお店。
カウンターに座り、メニューをみると、コーヒーは1種類しかありません。
コーヒーとお店で販売もしている桜がのったあんぱんを注文。
北地蔵

あんぱんは素朴な味わい。甘さは強め。
コーヒーはカフェ・ド・ノールほどではありませんが、やはりかなりの深煎り。
この街では深煎りがスタンダードということでしょう。
あと味で酸味も若干あるコーヒーでした。
ここでもコーヒーの温度が高い。
カウンターからみえるキッチンの上のほうに「ELEVEN 1966」という店の札が飾ってありました。
この北地蔵の前身の店名がELEVENです。
かなりレトロなレジが現役で使われておりました。
北地蔵


3軒目は丸井今井の駐車場横の古いビルの7階にあるMINGUS COFFEE(ミンガス・コーヒー)。
店内に入ると、
ミンガスコーヒー

そこには、な、なんと巨大なTANNOY(タンノイ)のスピーカーが!!
ウォーと心の中で叫ぶワタシ。
(流れていたのはジャズでしたが、ミンガスではなかった)
ミンガスコーヒー

長居したくなるような椅子が置かれ、オシャレーな本や雑誌が置かれた店内。ここもステキです。
ベランダ席もあり、ベランダに出るとテレビ塔が見えました。
ミンガスコーヒー

ここは、先ほどのカフェ・ド・ノールの豆をつかっているお店ですが、
カラダをいたわりココアを注文。
甘みが心地いいよかった。
カウンターを見ると、ここにもAudio Mindの金のプレートが置いてありました。
お店の方に伺うと、Audio Mindとは札幌にあるオーディオの専門店の名前だとのこと。
なるほど。謎が解けました。
ここは札幌でもっとも良い音でジャズが聴けるカフェだと断言しましょう(ジャズ喫茶は「カフェ」とは言わないし)。

4軒目はMINGUS COFFEEすぐそばの丸美珈琲。
外に生豆がディスプレイされています。
店内とても新しく天井が高く開放感のあるお店です。BGMはショパンのピアノ協奏曲第2番。
マンデリンをオーダー。
こちらのお店はハリオ式で淹れてました。芸術的な美しさの淹れ様でした。
こちらはカフェ・ド・ノールのようなガツンとくる濃いコーヒーというわけではなく、とても正統的な味わいの深煎りコーヒーでした。
カフェ・ド・ノールのフレンチは北国の野性的な個性そのままのコーヒーで、丸美珈琲の味は全国標準という感じ。
やはりここも東京に比べコーヒーの温度が高いです。
お店に置いてある「さっぽろ喫茶店さんぽ」という本を読んだのですが、
リヒト珈琲の襟立氏のインビューが載っていて興味深かった。この本欲しい。
丸美珈琲


東急ハンズで買い物をして小休止して、狸小路を歩く。
このアーケードの時代に取り残された感じというか昭和の雰囲気に圧倒されるワタシ。
狸小路


狸小路が終わった所からすぐにあるFAB cafeへ。
本日5軒目です。
FAB cafe

お腹がすいたのでサーモンとキノコのクリームソースパスタとコーヒーのセットをオーダー。
ここは昨日行った斎藤珈琲の豆です。
FAB cafeオリジナルのストロングミックスという豆など、いくつかの斎藤珈琲の豆が販売されていました。
で、こちらのお店のコーヒーの味ですが、
スミマセン。コーヒーの飲みすぎで舌がマヒしてしまい、もう味がわかりません。
味がわからないだけでなく、ここでコーヒーを飲んだ瞬間、カラダに対するカフェインの許容量が完全に超えたのがわかり、軽い震えがカラダに走りました。
ホントにやばい。
冷や汗も出てきました。

が、執念でFAB cafeを出た後、同じ建物2階にある古道具屋かつカフェの11月に行く。
が、すでに何かを飲み食いできる状態ではなく、お店の古道具をみるも、カフェインの大量摂取でいかれたワタシは、よくわからない状態。
カラダの状態からここで本日の喫茶店めぐりは終了。
大丸隣の紀伊国屋書店に行き、本をチェックしていても、カラダが軽く震えていて、この女ヤク中だと思われてはかなわんと思い、平静を装い何とかロマンポルノ「色情旅行 香港慕情」のDVDを買って、切り上げました。
その後もしばらくカラダはおかしく、カフェインのとりすぎはいかんなぁと反省した次第です。

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札幌の美味しいコーヒー店めぐり その2

本日は、札幌・藻岩山山麓にあるコーヒーの名店に行きました。

まず、ろいず珈琲館・旧小熊邸。
1927年に北海道帝国大学農学部・小熊捍博士邸として建てられた建物を1998年藻岩山山麓に移築し、現在は喫茶店として利用されています。
設計者は田上義也という人で、F.L.ライトの弟子なんだそうです。
この旧小熊邸建物はライトの作風の影響が強かった時代の作品とのこと。
小熊邸

確かに、まるでライトなモチーフが所々に見受けられます。
小熊邸

小熊邸

小熊邸

小熊邸

ワタシは、マイルド・ブレンドとチーズとハムがのったサンドをオーダー。
マイルド・ブレンドは、酸味のない深煎りのコーヒー。
さくらのシフォンも美味しかったもよう。
小熊邸

高台から札幌の街並みが一望できる趣ある洋館の喫茶店。
とてもロマンチック。いい感じです。

そして旧小熊邸すぐ下、宮越屋珈琲の隣に目当ての斎藤珈琲を発見。
鎌倉のカフェ・ディモンシュなどに豆を卸しているお店です。
ここは豆売りのみ。
斎藤珈琲

とりあえずエクストラ・ストロング・ミックスを100g購入。
これまた飲むのが非常に楽しみ。
斎藤珈琲


それにしても札幌という街はなぜにこれ程までにコーヒー屋が多いのでしょうか?
それも自家焙煎のとてもレベルの高い豆を扱う店ばかり。
人口の割合から考えても多すぎ。
しかも美味しいコーヒー屋が多いエリアには、まとまっていくつもの名店が存在します。
札幌の人達はコーヒー(どこも深煎り)をガソリンとして生きているのでしょうか?

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プロフィール

 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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