今日は祝日。
上野公園に10時前に到着。
東京国立博物館でやっている「北斎展」に行く。
もーう、ムチャクチャ混んでる!
チケット買うのに30分。
入場制限をしていて、門に入って建物の中に入るまで、待つこと40分。
中に入ると、もうすでに異常なまでの混雑。
混雑のため、係員に、若い時からの作品ではなく、
中年期以降から見るように誘導される。
ゴッホ展やプーシキン美術館でもその混雑に閉口してしまったけど、
北斎展の混雑はもう、狂気の沙汰。
こんなに混んでいる美術展見たことない。
しかも、油絵の大作と違って、
筆が細かくてサイズが小さい作品で、作品のすぐ前に立たないと
鑑賞できないので、まったく人が流れないのだ。
せっかく待って中に入ったのに、帰りたくなった。
が、気持ちを奮い立たせて、一枚一枚見る。
ひゃあ、北斎はスゴイ!
私が今さら言うまでもないけど、ただならない筆力。
見るたびに驚かされる斬新な構図。
特に気に入ったのが「西村屋版中判花鳥シリーズ」。
美しく斬新。
作風がどんどん変わるのも凄い。で、どの作風も素晴らしい。
西洋風の版画にもかなり驚き。
一番の驚きは、年老いてからの作品がどんどん素晴らしくなること。
90歳(!)で亡くなる前頃の作品が一番斬新で明瞭なのだ。
ものすごい作品量と、ものすごい混雑で観終わったのが3時前。
もう、クタクタ。
戦利品として、図録と一筆書きとノートとクリファイルを購入。
東京国立博物館のミュージアムショップは充実してますね。
また来たくなるショップだわ。
ボロボロに疲れて帰宅。
再度、気持ちを奮い立たせて、
ピザをホシノ天然酵母の生種で生地からつくって、
マルゲリータを焼く。
美味しかった♪

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テーマ:美術鑑賞日記 - ジャンル:学問・文化・芸術