成瀬の「妻として女として」
2006 / 01 / 25 ( Wed )
今日もNHK BSで成瀬巳喜男監督作品「妻として女として」を見る。 劇場で観た時は、フィルムの状態がとても悪くて、 最初から最後まで真っ赤に退色して、よくわからない状態だった。 今日きれいな状態で見て、はじめてどんな作品だったのかわかった気がした。 この作品では1961年当時の後楽園遊園地がみられます。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画
「驟雨」と杉野英実さん
2006 / 01 / 24 ( Tue )
NHK BSで成瀬巳喜男監督の「驟雨」を見る。
劇場で何度も観た作品なのだが、会話の面白さにどんどん引き込まれ
テキトーに見るつもりだったのだが、じっくり見てしまった。
成瀬の傑作ぞろいの作品群の中では凡作だと思っていたが、
ところがどっこい。ウーンと唸る。
この作品の素晴らしさを見逃していた。
肉体派女優(?)時代の根岸明美が出てくのが今見るとおかしい。
1956年当時の小田急線の梅ヶ丘駅とその商店街、住宅地が見られる。
最後、紙風船を原節子・佐野周二夫妻が打ち合うシーンが謎だったのだが、
今日見てよーくわかったぞ。
原節子は腰をすえてバンバン打っているのに、佐野周二はフラフラ。
ふふふ。
「驟雨」を見終わって、NHK総合にチャンネルを変えると
パティシエの杉野英実さんを特集している
「プロフェッショナル」 という番組に
目が釘付けになる。
「『味を飛躍的に高めるための裏技などない』・・・おいしいお菓子を作るためには、地道な作業を、手を抜かずにやるのが必要だ」…
軽く感動。
不覚にもこの有名なパティシエを存じ上げませんでした。
さっそくググると、いつも通っているフィルムセンターすぐ近くに
お店があるじゃないですか。
絶対に今度行かねば。
私にとって、大好きな、何度も行きたい飲食店って
初めて行った時、ピーンときたり、感動したり、
胸がときめいたり、幸せな気持ちになったりするかだな。
そういう何かがあるお店。
まず店構え。お店を見て、入っただけで、だいたい決まる。
それで実際に食べてみて、そこの味に感動すればもう決まり。
ファースト・インプレッションが確信となる。
初めて行って体験した感動は、何度行っても私の中で変わらない。
だから、何度も通う。
でもお店側の、お客を喜ばせたいという気持ちが下がったのを
感じると、
とたんに興味がなくなる。
ビジネスなのだから商業路線でもちっとも構わない
重要なのは、お客を喜ばせたい気持ちが強いかどうか。
それにつきる。
これは飲食店に限らない。
何度も通いたいお気に入りのお店をいくつも持っている私は
シアワセだな
今年こそ英語をやるぞ!
2006 / 01 / 16 ( Mon )
今年こそ英語をやろう!と意を決した今日この頃。
AMAZONから、市橋敬三氏の「
必ずものになる話すための英文法 」の
CD付きの改訂版が発売されるとメールがきた。
中尊寺ゆつこさんの「
やっぱり英語をしゃべりたい! 」(感動的な本です)の中に
「必ずものになる~」を繰り返し勉強して暗記したと書いていあって、
CD付きで出たら欲しいなーと思っていたのだ。
さっそく予約可能な4冊をいっぺんに注文。
それからTOEICの受験を申し込む。
5月からTOEICの試験内容が変わる前に、
これまで買ってきたテキストがずい分あるので、
受けておこうという考え。
3月26日まで頑張るぞ
成瀬の「限りなき舗道」を観る
2006 / 01 / 15 ( Sun )
今日も、フィルムセンターで成瀬巳喜男の無声映画「限りなき舗道」を観る。 本日のピアノ伴奏は柳下美恵さん。 他愛ない都会暮らしの貧しい若者の日々を描いた映画かと思って観ていると 主人公の女性が上流階級の家に嫁いだ途端、 身分違いの結婚をしたことによる不幸で重苦しい物語に方向転換し、 びっくりするような結末を迎える作品。 何よりこの作品の見ものは、1934年当時の銀座の街並みや風俗が見られること。 モダンで優雅。 主人公の女性がつとめるカフェではホットケーキを出していて、 ホットケーキの上にまん丸のバターがのっていたりするのだ。 今回のピアノ伴奏も映像によく合い、音楽が強調されすぎもせずよかった。 が、途中客どおしがトラブルになり、 ピアノの生演奏がされている最中なのに、怒鳴りあう声が場内に響いてしまい、 演奏家の方には、気の毒だった。 この3年ほどで、様々なものを犠牲にしつつ 成瀬巳喜男作品を劇場で約60本を見たことになる。 現存する作品でまだ観てないのは無声映画の「君と別れて」のみ。 (今回フィルムセンターで上映していたが、用があって行けなかったのだ) ここまで成瀬を見尽くして思うのは、 「成瀬に駄作がない!」ということ。 たったの一本もない、と断言できる。 サイレントも素晴らしく、戦前のトーキーも素晴らしく、 戦後の日本映画最盛期の作品が特に素晴らしく、 晩年の作品もまた素晴らしい。 好きな一本を選ぶとしたら悩むところだが遺作の「乱れ雲」かなぁ。 戦前の山田五十鈴が出ている芸道もの2本も素晴らしいし、 トーキー初期の「噂の娘」「妻よ薔薇のやうに」も傑作だし、 そうそう「めし」「晩菊」もはずせない。 成瀬よ、素晴らしい作品をたくさんつくってくれて有難う。
成瀬巳喜男の「生さぬ仲」
2006 / 01 / 13 ( Fri )
フィルムセンターで成瀬巳喜男の1932年の無声映画「生さぬ仲」を観る。 ピアノ伴奏は天池穂高さん。 これまた傑作! 冒頭から大胆なカメラアクションに目が釘付け。 幼い女の子をめぐって、女の子を産んでアメリカで成功した女優の生みの母と 優しくてよくできた育ての母があらそうというベタな話を ベタに終わらせず、息もつかせぬ緊迫した作品となっている。 子役の演技も素晴らしく、女優役はあの岡田嘉子。 苦しい女心を熱演しているのが見られます。 当時のブルジョア一家の立派な家屋敷を見ることがきたり、 日本橋の三越でロケをしており、 1930年はじめの三越の内部をみることができるのが大収穫。 こうやってみると、三越日本橋店、モダンで素敵な建物です。 当時の人達のデバートでの買い物風景が見られるのは大変貴重では。 ピアノ伴奏は見事なまでに映像にピッタリ。 時々、ドビュッシー風になったり。 映像によく合ったピアノのおかげで、 緊迫した映像に更にひきこまれました。 今後もサイレント映画にはこのような素晴らしい伴奏付きで 観たいものだなぁと、素晴らしい映画と見事な伴奏に思いっきり堪能。
今年の初パンづくり
2006 / 01 / 08 ( Sun )
初詣にでかける。
パン教室に行く。
ピアノ生演奏付き「腰辨頑張れ」
2006 / 01 / 07 ( Sat )
AMAZONからチャールズ・ミンガスの
「Complete Town Hall Concert」 「直立猿人」 のCD2枚、岡本太郎の
「今日の芸術」 千住博の
「ニューヨーク美術案内」 それにNYのガイドブック
「Michelin Red Guide 2006 New York City」 の3冊が届く。
さっそく、「Complete Town Hall Concert」を聴く。
黒く、泥臭くてイイ。
最初の呪文みたいのが、またイイ。
音が太い。
「Michelin Red Guide 2006 New York City」をパラパラと見る。
ミシュランのガイドというのをはじめて見たけど、
カラー写真がいっぱいで、とても地図もあって、とても見やすいのね。
ザガットみたいのを想像してたら、全然違いました。
予約した
Asiate は星なしかぁ。
じゃあ、三ツ星のジャン・ジョルジュと
一つ星の「グラマシー・タバーン」に絶対行くぞー。
フィルムセンター でやっている特集「生誕百年の監督たち」に行く。
今日私が観たのは「モダン怪談」「石川五右ヱ門の法事」「腰辨頑張れ」の無声映画3本立てで、
ピアノの生演奏付き。
成瀬の「腰辨~」が目的だったので、「モダン怪談」も「石川五右ヱ門の法事」
は期待してなかったんだけど、これがどうしてとっても面白い。
特に「モダン怪談」のユーモアのセンスが、文字通りモダンで最高。
最後の終わり方が奇妙で皮肉っぽく面白い。
あれ、そんな終わり方あり?って。
「腰辨頑張れ」を観て改めてうなった。
成瀬はすごい。
成瀬お得意の小市民の厳しさを容赦なく描くという作品なんだけど、
成瀬のもっとも初期の作品にして既に完成されている。
前に観た「夜ごとの夢」にも保険外交員が出てきたけど、
当時、保険外交員というのは、貧しいサラリーマンの象徴みたいな
職業だったの?
奥さんが赤ちゃんをホウキで掃きそうになるところ、ちょっとびっくり。
ピアノの生演奏でサイレント映画を観るのは初めて。
今日の演奏は小原孝さんという方。
シーンに合わせて演奏する、というのに感心。
よく細かいシーンに合わせられるなー。
リフレインが続く曲で、映像を見ながら調整ができるんだろうけど、
それにしてもスゴイよ。
幽霊がわっと出たりするのに音を合わせるんだから。
サイレント映画は、シーンとした中を必死に字幕を読むというのが苦手で
あまり好きじゃなかったんだけど、今日のようなピアノ演奏付きなら大歓迎。
今日観に行って、ほんと良かった
地元に帰って馴染みの定食屋に行くと、
数軒隣にお住まいの大宅壮一賞作家の方にまた会う。
「芙蓉鎮」など中国映画について話す。
「芙蓉鎮」は終盤で姜文が「豚になっても生き抜け!」と言うシーンがすごいという点で一致。
私はあの映画の中の1960年代の中国の貧しさに驚いたというと、
先生に「あの村は豊かなほうなんだよ」と言われ、さらにびっくり!!
最初、あまりに貧しいので19世紀が舞台の映画かと思ったのに。
美女発見
2006 / 01 / 04 ( Wed )
ネットでニュースを見ていたら、
私の好みの美女発見(って、私、オンナだけど)。
たまりません(って、私、男性が好きだけど)。
リンゼイ・ローハンって人だって。
豊満で美しい顔立ち。
(私の中では)キャサリン・ゼタ・ジョーンズ以来の逸材だな。
札幌にて。幻の「じゃがポックル」をゲット!
2006 / 01 / 03 ( Tue )
朝日新聞の朝刊のトップ記事
「就学援助4年で4割増 給食費など東京・大阪4人に1人」 を読んで、新年早々いやーな気分になる。
足立区では「受給率が7割に達した小学校もある。この学校で6年生を担任する男性教員は、鉛筆の束と消しゴム、白紙の紙を持参して授業を始める。クラスに数人いるノートや鉛筆を持って来ない児童に渡すためだ」だって。
マジかよ!
足立区の給付の基準は、対象となるのは前年の所得が生活保護水準の1.1倍以内の家庭、だって。
気を取り直して、札幌のお気に入りの岩盤浴屋さんに行く。
3時間で1800円と安い。
悪い汗流して、マッサージして、気分爽快。
帰りに、これまたお気に入りの
イタリアの超高級チョコレート・メーカーがやっているバーに行く。
(昼もやってます)
ここのケーキもホットチョコレートも絶品。
ワインなどお酒も充実。エスプレッソもいい。
サービスも札幌としては洗練されている。
自然のあるロケーションで、札幌らしい眺めもいい。
札幌に行ったら絶対外せない店。
私は何度も行ってます。
北海道神宮でお宮参り。
歩いていたらお腹がすいたので、レストランでエゾシカのシチューを食べる。
エゾシカ大好き。
千歳空港で、Brutusの手みやげ特集に「大人気で入荷したら即完売」と
載っていたカルビーの「じゃがポックル」を探す。
やはり、どこの売店でも売り切れ。
一軒一軒まわって、最後にやっと、まだ在庫がある店を発見。
「人気につき、一家族3箱まで」と書いてある。
そんなに買いたかったわけではないのに、勢いで3箱買ってしまう。
荷物が増えた。
東京に戻り、モノレールの浜松町に降りたとたん、あまりの寒さに泣きそうになる。
札幌より、ずっと寒いよ!!
東京の寒さに悲しくなる。
帰宅し、さっそく「じゃがポックル」を試食。
なかなかだね。
宮崎大輔クン
2006 / 01 / 01 ( Sun )
TBSの「最強の男は誰だ!筋肉バトル!!スポーツマンNO1決定戦」で
優勝したハンドボールの
宮崎大輔 選手が
とってもキュートなルックスかつ素晴らしい身体能力で
見ていてメロメロになったわん
色白で顔の骨格もスウェーデン人とのハーフみたい、などと
言いながら見ていたら、
母がフジ子・ヘミングにそっくりだ、とのたまう。
全然似てないよ!
あえて言うなら、テニスのステファン・エドバーグだよ。