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東陽一監督作品「マノン」

荒木一郎の出演作を見られるだけ見ていこうということで、
今日は、東陽一監督作品「マノン」をビデオ鑑賞。

当時人気絶頂だった烏丸せつこ主演ですよ。ナイス・バディー。
烏丸せつこが、荒木一郎→津川雅彦→佐藤浩市と次々と男を変えていく(というか同時進行)の物語。

荒木一郎は、烏丸せつこの同棲相手のイヤミーな劇団の教師役。
二人が住むアパートが西武新宿線沿線というのがリアル。

津川雅彦は新宿の「四季の道」にある公衆トイレで、烏丸せつこを待たして用を足しますが、
そのトイレでは偶然にも兄の長門裕之も藤田敏八の「バージン・ブルース」に若い娘(秋吉久美子)と会うシーンがありましたね。

佐藤浩市が若い!青い!
地方の大学生の佐藤浩市は烏丸せつこに出会ったために、
宛所もなく東京に出て来て、大学を休学し、万引きをし(またもや新宿の紀伊国屋書店でロケ。「白い指の戯れ」と同じ)、
コンビニで窃盗をしたりで、道を踏み外します。
津川雅彦は彼女のために最後命まで落とします。
魔性の女です。マノンです。

笑っちゃうのが、名作アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの「情婦マノン」の有名な、
砂漠でマノンの死体を担ぐシーンを佐藤浩市と烏丸せつこがそのまま演じるているところ。
レンタルビデオのパッケージの裏にそのシーンの写真があって、
どういうストーリー展開で砂漠で烏丸せつこの死体を担ぐのかと思ったら、
なーんだ、という感じ。

烏丸せつこに翻弄され、津川雅彦と佐藤浩市はひどい目にあいますが、
荒木一郎は比較的軽症で済んだようで何より。
主題歌は荒木一郎の「Big Birdを待たないで」です。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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