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『白日夢(64年版)』『白日夢(81年版)』『クリムト』を観る

体質改善を目指して、カスピ海ヨーグルトと玄米を始めました。
今日は早起きして、ルクルーゼで玄米を炊きました。
玄米


イメージフォーラムでやっている武智鉄二特集に行く。
新旧両方の『白日夢』を観ました。

まず81年製作の『白日夢』。
これは10年以上前にビデオで1度見たことがあるのだけれど、
スクリーンで観るのは初めて。かなりのシーンを忘れてました。
雅楽風の音楽がずーっと流れているのですが、
佐藤慶が気を失っている愛染恭子の着物を脱がして胸が露わになった瞬間、
ジャララーンと大げさな音がして、かなり滑稽。
ダラダラした全然関心できない作品なのですが、
誰もいない夜のデパートで、全裸の愛染恭子が下りのエスカレーターを
必死に上に登ろうとする姿を後ろから撮ったシーンは見もの。
妖しい光を放つエスカレーターに逆らって、
登ろうとするお尻は何ともエロチック。
昔読んだ『新潮45』にこのハードコア作品の撮影エピソードがいくつか載っていたのですが、
内容を書くとこのブログがエロくなってしまうので、書きません。

次に64年製作の方の『白日夢』。
主演の路加奈子、スゴイ厚化粧で、肉付きがよく、肌荒れが目立ち、ワキ毛生やしっ放しです。
81年版より64年版の方が、断然、画に緊張感があってよいです。
が、例のデパートのエスカレーターのシーンは、81年版の方に軍配が上がります。
64年版のエスカレーターは上りなので、
路加奈子は、逆らって必死に下ろうとするのですが(スリップ姿にハイヒール)、
下る姿を撮っても全然色っぽくない。
終盤、銀座千疋屋から三愛の間の晴海通りで、
白昼、裸の路加奈子が石浜朗に刺されるのシーンがありビックリ。
こんな人通りの多い所で、よくこんな裸のシーンのロケができたものです。
ちなみに、澁澤龍彦は、『スクリーンの悪魔』の中で、路加奈子の乳首がよい、と書いていました。
意外にも、81年版は割合64年版に忠実な作品といえましょう。

武智鉄二の後にBunkamuraに移動して『クリムト』を観ました。
はっきり言って、かなり意味不明な作品。
ウィーンに旅行したことがある人なら、ある程度楽しめるかな。
有名なカフェ・ツェントラルでロケをしたシーンがあって、
ワタシもウィーン旅行をした時にカフェ・ツェントラルに行ってみたので、
観ていて懐かしかったわ。
劇中のインテリアやファッションは見事です。
クリムトを演じたジョン・マルコヴィッチや、エゴン・シーレを演じたニコライ・キンスキーが、
ソックリなんで笑えます。
とくにニコライ・キンスキー。エゴン・シーレ本人にしか見えません。
退廃を描いているようで、あんまり退廃しきれなかった一作。
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22 : 56 : 12 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(1) pagetop

阿佐ヶ谷へ

同僚のダンナさんが出演している阿佐谷ジャズストリートに行く。
駅前の広場はスゴい人だった。
ダンナさん、気持ち良さそうに演奏してました。



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23 : 33 : 13 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

『でんきくらげ』と『しびれくらげ』

新文芸坐での増村保造特集の最終日、『でんきくらげ』と『しびれくらげ』を観る。
本日劇場は大入り。

『でんきくらげ』。音楽は大好きな林光でした。
終始、増村特有の大げさな演技と台詞まわし。
まるで演劇の舞台での演技みたい。
増村作品での川津祐介、やはりクールでカッコイイです。
主人公が好きな男と結ばれてハッピーエンド、ではないところが増村流。

『しびれくらげ』は昨年の12月にラピュタで観て以来の鑑賞。
渥美マリが、川津祐介に最低なダメ父親を棄てるよう迫られて言ったセリフ、
「親だから、殺すことはできても、棄てることはできないわ」が強烈。


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岡本喜八監督『ダイナマイトどんどん』

シネマアートンで岡本喜八監督作品『ダイナマイトどんどん』を観る。
奇跡みたいに超豪華な出演陣。
菅原文太、宮下順子 北大路欣也 、嵐寛寿郎 、金子信雄 、岸田森 、フランキー堺 、
志賀勝、 田中邦衛 、藤岡琢也 、伊佐山ひろ子 、岡本麗とか出てる。
まるで東映のキャストだが(プラス東宝とロマンポルノ)、
実は大映作品。
が、プロデューサー(後藤浩滋)もスタッフも東映で、作品に大映らしさはまったくナシ。

コンビナートの前で着流しの文太が歩くシーンが2回あったが、
深作欣二の『解散式』での鶴田浩二と丹波哲郎の決闘シーンを思い出したよ。
文太が殴り込みに行く身支度をするシーンで、
死衣になるかもしれない一張羅(いっちょうら)の着物をタンスから出すのだが、
なんとその着物が虫除けのナフタリンの白い玉だらけ。
ナフタリンだらけの着流しを着るヤクザ、はじめて観たヨ。
そういう細かい笑いがところどころに仕組まれた作品。
それにしても長かった。上映時間143分。

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鈴木清順監督『河内カルメン』と『けんかえれじい』

シネマヴェーラでやっている鈴木清順特集に行く。
『河内カルメン』を観る。
面白い!
映像がいい。
美術がいい。
そして何より、野川由美子の魅力!素晴らしいおみ足。
メガネの芸術家が川地民夫だったとは最後まで気付きませんでした。

渋谷から銀座に移動し、買い物。
銀座から地元に帰る。
友人と夕食をした後、さらにまた渋谷へ。

再びシネマヴェーラで鈴木清順の『けんかえれじい』を観る。
かわいい作品、と思って観ていたら、
最後、かわいくない終わり方をした。

『河内カルメン』も『けんかえれじい』も英語字幕付きの上映だったのだが、
これが邪魔。
つい、いちいち字幕を読んでしまう。
『けんかえれじい』というタイトルには「The Born Fighter」と字幕がでた。

武智鉄二の連続上映のチラシをゲット。
非常に楽しみ。

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23 : 42 : 48 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

増村保造監督作品『闇を横切れ』『からっ風野郎』

新文芸坐での増村保造特集、本日は『闇を横切れ』と『からっ風野郎』。

『闇を横切れ』は初めて観る作品。
愛すべき大根役者、川口浩主演。
社会派サスペンスの方の増村作品。

『からっ風野郎』。これは久しぶりに観た。
三島由紀夫、とても醜い。
以前読んだ若尾文子のインタビュー記事に、
増村が(東大の同期である)三島由紀夫を皆の前で気の毒なぐらい厳しく指導した、
と書いてあった。
厳しい演技指導の成果がこれなんだな、と考えながら観た。
水谷良重がパンパンに太っていて、脇毛の処理がされてなくビックリ。
神山繁がカッコよかった。

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23 : 40 : 05 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

増村保造監督『爛』『「女の小箱」より 夫が見た』にウットリ

新文芸坐の増村保造特集へ行く。
今日は、大・大・大好きな『「女の小箱」より 夫が見た』、と『爛(ただれ)』。
田宮二郎と若尾文子の超濃厚な組み合わせによる2本。
もうドロドロのドロドロです。
昨日は、客の入りは4割といったところでしたが、今日はさすがに8割ほど。
上映前、『妻は告白する』『青空娘』の予告編がながれる。
予告編の「映画は大映」がスクリーンに映し出されると、私の気分もすっかり大映。

増村作品の中でも、最も情念がスゴい、ドロドロ系の2本。
何度観ても面白い。
『爛』。田宮二郎、背中とかの筋肉強調しすぎ。突っ込みたくなる。
若尾文子と水谷良重のつかみ合いがスゴかった。
田宮二郎が水谷良重に手を付けてからの若尾文子、恐ろしい。

『「女の小箱」より 夫が見た』を今日観て思ったのは、
この作品は情念を主題としたファンタジーだなと。
非現実的なセリフの連続。
非現実的なストーリー。
非現実的なキャラクター(特に岸田今日子)。
前も書いたけど、
川崎敬三の「仕事のために女と寝るのが何が悪い!!」というセリフ、最高。
若尾文子の兄さんが「愛だのって、文学少女でもあるまいし!」
など超封建的、前近代的なセリフを立て続けで吐きまくるところはもうファンタジーの世界。
愛のために男の夢(上場企業の株の過半数を買占め、会社の乗っ取る)を棄てるというありえないストーリー展開も、演じるのが田宮二郎と若尾文子なら、ありえないよー、と思いつつも、
惹きこまれる。
そして、ファンタジーらしいラスト。
私もいつの日か、この作品の中での若尾文子のセリフを実生活で発してみたいものです。

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23 : 27 : 00 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

増村保造の『女の一生』

新文芸坐の増村保造特集に行く。
京マチ子主演『女の一生』を観る。
偶然にある一家の中国風の門をくぐったことから、人生が大きく変わった女の物語。
戦争によってつくられた一家の繁栄が、戦争によって滅びる物語でもある。
増村は女の強い意志や情念を描いてきた作家だが、
この作品では、女の強い意志は家を守ることに向けられていた。

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23 : 44 : 08 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

『下町の太陽』と『仁義なき戦い』

昨夜、我が家で友人とワインを飲みながら、
『白い指の戯れ』と『県警対組織暴力』のDVDを見ました。
友人は、スリの神業シーンに驚き、県警のヤクザぶりにうけていました。
私も久しぶりに『県警対組織暴力』を見て、あらためて面白いなーと感心し、
よし、明日は『仁義なき戦い』を観に行くぞという気になりました。

ラピュタのモーニングショーで『下町の太陽』を鑑賞。
鉄工所を写したショットが良かった。

シネマアートンにて『仁義なき戦い 代理戦争』『仁義なき戦い 頂上作戦』を観る。
池玲子が川谷拓三のオンナで、拓ボンの命令で他の男と泣きながら寝る、っていうのは無理があるなぁ。
でも、荒木一郎が役を降りなかったとしても、
早々に手を切り落としてしまうんだから
あの華麗な指先を見られなかったなぁー、などと考えながら見た。

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20 : 12 : 43 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(1) pagetop

札幌にてイノダコーヒを飲む

大丸札幌店に、京都の有名な喫茶店「イノダコーヒ」(イノダーコーヒーではない)が入っていると知り、さっそく行ってきました。

イノダコーヒ


メニューをみると、「アラビアの真珠」「コロンビアのエメラルド」など名付けられたコーヒーが載っています。
中煎りからやや深煎りと書いてある「アラビアの真珠」を頼むと、
ウェイトレスさんに、「ミルクと砂糖入りをおすすめしていますが、よろしいですか?」ときかれた。
それで構わないと答えると、ホントにミルク入りのコーヒがでてきた。
ちょっとびっくり。
ウェイトレスさんは、「レギュラーお持ちしました」と言っていた。
ここでは「アラビアの真珠」がレギュラーということらしい。
イノダコーヒ2

砂糖を多めに入れた方が、美味しいみたい。
いつも深煎りのコーヒーをブラックを飲むのですが、「アラビアの真珠」ミルク・砂糖入りも悪くなかった。
写真のとおり、スプーンの置き方、砂糖の置き方など様式化しており、
ウィーンのカフェのコーヒーみたい。
これは、通常の喫茶店のコーヒーとは一線を画した、「イノダコーヒ」という一つのジャンルですね。

同行者は何を思ったのが、マロンパフェをオーダーしていた。
DSC01735.jpg


その後、駅ビル(エスタ)内の札幌ら~めん共和国に行く。
まるでナムコ・ナンジャタウン。
昭和の街並みの再現、ってやつです。
で、食べたラーメンは、化学調味料が多めのスープで、ガッカリ。
期待していたのに…。
店の悪口は書きたくないので、中のどの店のラーメンを食べたかは書きません。

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23 : 51 : 29 | コーヒー | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

札幌の有名カフェ「森彦」と札幌の喫茶店文化

雨の中、札幌の有名カフェ「森彦(もりひこ)」に行ってきました。

もりひこ1

築50年以上の古民家。ステキです。

もりひこ2


もりひこ3

2階の吹き抜けから厨房をのぞく。

もりひこ4


もりひこ5

2階。窓の外にはブドウの木が。ちょうどブドウがたわわに実っていて、
店の中までブドウのいい香りがしました。

もりひこ6

ドライフルーツぎっしりのパン(クリームチーズ付き)も、シフォンケーキもコーヒーもとても美味しかった!
お店の方の丁寧さ、こだわりを感じました。

もりひこ7

ノルウェイ製蒔ストーブ。

「森彦」は、なつかしさ、温もりが感じられる素晴らしいお店でした。
心地良いだけでなく、とても美味しかった♪

札幌には昔から独自の喫茶店文化が根付いている街。
北国独特の雰囲気があり、洒落ていて、豆のレベルも高く、美味しいお店がいっぱいあります。
そんな札幌の喫茶店を紹介した名著を2冊紹介します。

「一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内―ここではない別の場所に行きたい人の為のガイドブック」。
沼田元気著。
一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内―ここではない別の場所に行きたい人の為のガイドブック 一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内―ここではない別の場所に行きたい人の為のガイドブック
沼田 元気 (2002/07)
ギャップ出版

この商品の詳細を見る

素晴らしい雰囲気の喫茶店を写した美しい写真集です。
この本をながめるだけで胸がキュンとします。
タイトルの「一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる」は嘘ではありません。
日本離れした北海道の建物、インテリア、空気、美味しいコーヒーを味わいたくなること間違いなしです。

「さっぽろ喫茶店グラフィティー」和田 由美 著。
さっぽろ喫茶店グラフティ

70年代以降、札幌の喫茶店文化を支えた(今も支えている)喫茶店を一店ずつ紹介した本。
これを読めば札幌の喫茶店の歴史がわかります。
その情報量には驚きです。
「森彦」も紹介されています。
この本で、札幌の喫茶店の王者「宮越屋珈琲」の成り立ちを知りました。
「宮越屋珈琲」は原宿の「カフェアンセーニュダングル」出身の社長が開いた店で、いまでは札幌のあちこちにあります。
「宮越屋珈琲」はどの店も美味しく、雰囲気も良く、東京に比べれば安価です。
このようなレベルの高い喫茶店が身近にあり、札幌はコーヒーに関してとても恵まれた街です。
なお、「宮越屋珈琲」は日本橋三越にもありますが、値段が札幌より高く
(その地代から言って仕方ありませんが)、
コーヒーの味も札幌のお店ほどではありません。
札幌に来られた際には、ぜひ「宮越屋珈琲」などの素晴らしい喫茶店に行くことをオススメします。
ほか、この本でも紹介されている「basic」というお店も、素晴らしい味わいの店で、コーヒー好きを唸らせること請け合いです。
ぜひ、コーヒーを飲みに札幌へ。

テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ

15 : 46 : 48 | コーヒー | トラックバック(0) | コメント(1) pagetop

石屋製菓の「白い恋人パーク」に行く。

北海道土産の定番「白い恋人」で有名な石屋製菓の「白い恋人パーク」に行ってきました。
札幌の郊外にいきなりチューダー調の大きな建物とサッカー・グランドがあって、
チョコレート・ファクトリーがあるので、数ブロック前からあまーい匂いがただよってました。
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ちょうど11時になったところで、イギリス庭園にある「からくり人形」がいっせいに動き出しておりました。
ちょうど庭園内には美しいバラが咲き乱れております。
お客さんの9割が広東語を話してました。
カワイイ男の子がワタシに「早晨(おはよう)」と挨拶してくれたので、
久しぶりに昔勉強した広東語を話しました。
男の子のおじいさんに訊くと香港人とのこと。
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チョコレート・ファクトリーの入場料600円を払うと、白い恋人1枚くれました。
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上はロイヤル・ダルトン社製の巨大な陶器の噴水と泉。

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すんばらしいアンティークのカップのコレクションが展示されています。
写真はマイセンのもの。繊細な装飾にうっとり。

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展示されているデミタス・カップの一部。

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「白い恋人」の工場を窓越しにのぞけます。
あのチョコに挟まれたクッキーがながれているのが、わかります。

ほか、昔の外国のチョコレートの包装紙やポスターなど、チョコレートにまつわる色々なものの展示物があります。

最後は「昔の子供のおもちゃ箱」と名付けられたコーナー。
チョコレートとはまったく関係ない、高価そうな昔のおもちゃやスポーツ選手のグッズがもの凄い数展示されてます。
これは社長の趣味でしょうか。
すごいです。
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何とこれは、ビートルズの武道館公園の未使用チケットとプログラム!
高そう!
ほか、ケネディ、力道山、ジャインアント馬場などプロレスラー、巨人の選手などなど幅広いコレクション。
「のらくろ」「ニッパー君」から原節子まであります。
とにかく珍しいものは集めたいのでしょうか。凄いです。
DSC01702.jpg

右にいるのは「黒い花びら」の水原弘じゃあないですかぁ。

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チョコレート・ファクトリーの向かいではコンサドーレ札幌のグラウンドがあります。
右は試合や練習を見ながらお食事ができるレストランです。

帰りにショップで石屋製菓のケーキを買いました

アンティーク・カップ好き、チョコレートマニア、おもちゃコレクター、
スポーツ選手のグッズが好きな人には面白い所だと思いました。

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田中登監督死去

いま、朝刊を開いたら、田中登監督死去の記事が目に入った。

つい数日前(9月21日)スポーツ新聞のネット配信ニュース「あの人は今こうしている」が田中登監督を取り上げたばかりだった。
その記事に、『田中監督の取材のきっかけになったのは、熱烈な日本映画ファンの「田中登監督ってもう亡くなってるよね」のひと言だった。』
と書かれていたが、奇しくもそれが本当になってしまった。
『(秘)色情めす市場』は本当に凄かった。
合掌。

2006年9月21日 ゲンダイネット掲載
【あの人は今こうしている】

田中登(ロマンポルノの名匠)

困りますね、現役の私を殺してもらっては

 最近、再評価の声が高まる日活ロマンポルノ。きょう登場の田中登監督は72年の「花弁のしずく」で監督デビューし、「マル秘色情めす市場」「実録阿部定」などクオリティーの高いロマンポルノの傑作を作った。しかし、最近は名前を聞かない。今どうしているのか。

 田中監督の取材のきっかけになったのは、熱烈な日本映画ファンの「田中登監督ってもう亡くなってるよね」のひと言だった。確かに、ロマンポルノ製作が中止になった88年に「妖女伝説’88」なる一般映画を作った以後、まったく名前を聞かない。しかし、取材場所の東京・銀座の喫茶店に元気な姿で現れた。
「困りますね、現役の私を殺してもらっては。誰ですか、おかしなウワサを流しているのは?」
 こう言って田中監督は苦笑した。
「今はテレビが中心なんですよ。80年に1時間もののシリーズ『女の熱帯』を撮ったのが最初で、次の年からは映画の仕事がないときは、2時間スペシャルの演出をしてました。火曜サスペンス劇場、木曜ゴールデンドラマ、土曜ワイド……。そう、1時間ものを21本、2時間ものは70本は撮っているでしょう」
 21世紀になってからは火曜サスペンスがメーンとか。
「去年の夏に撮った『年下の人』が最新作になるのかな。その直前に芸術祭参加作品として、ビートたけし君主演で『鬼畜』を撮りました。これはなかなかのものだったと自負しています」

 さて、最近はロマンポルノが見直され、関連本の出版も相次いでいる。
「今年5月、ラピュタ阿佐ケ谷って映画館で私の特集が8週間にわたり、組まれましてね。そのとき、『実録阿部定』を製作した昭和50年以来、三十数年ぶりにスクリーンで見たんですよ。終わると自然と拍手が起こり、しかも気づいたら観客の4割が女性で、おまけに若い人が多いじゃありませんか」
 監督冥利に尽きる一瞬だろう。
「もちろん、うれしかったですよ。ロマンポルノが誕生して四半世紀以上経つのに、まったく風化してない。つまり、ホンモノだったということです。実際、作ってた当時、会社はロマンポルノってタイトルを押し付けてきたけど、私たちは純粋な映画を作ってるとしか思っていなかったし、ポルノなんて意識は毛頭ありませんでした」
「一方、日活という映画会社は男と女の愛の物語を1133本も作り続けた稀有(けう)な大会社なんです。三十数年後にそれらの映画が女性たちに理解され、今、再び脚光を浴びる。いや、本当にすばらしいことです」
 田中監督、テレビドラマを撮っているだけでは満足できない気持ちがあるのではないか?
「企画はいくつもあります。ただ、これまで何度も私の企画を奪われてつらい思いをしてるだけに、正式に決まるまでは絶対に口外できません。あと、だからって私を殺すのはやめて、『あの人は今もこうしている』と書いて下さい。くれぐれも頼みましたよ、ハハハ」

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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

06 : 34 : 54 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(1) pagetop

なだ万札幌店にて昼食

札幌パークホテルの11階にある「なだ万」にて昼食。
(ちなみにパークホテルは先日、秋篠宮家に赤ちゃんが生まれた時に、天皇陛下が宿泊していたホテル)
札幌の街並みと自然の眺めを楽しみつつ食事を楽しみました。
6,380円(税・サービス料込)の懐石。
とても美味しかった。

旬菜

旬菜:焼帆立もみじ和え、松茸壬生菜浸し、秋鮭焼〆寿司、石垣金時豆
蟹絹田巻、柿とまと、射込み青唐

吸い物

吸物:木の子いろいろ土瓶蒸し(白しめじ、舞茸、たもぎ茸、合鴨つくね、
里芋餅、柚子胡椒)
このお吸物、絶品!

造り

造り:鰹、白身、水蛸、甘海老

煮物

煮物:蓮根饅頭、白菜信田煮、木の葉人参、絹さや

主菜1

主菜一:トロと秋茄子霙鍋(湯葉、水菜、一味)
(主菜は一、二、三の中から選べる)

主菜2

主菜二:甘鯛菠薐草包み焼(インカの目覚め、南瓜、ピメント、春菊)

主菜3

主菜三:天婦羅(帆立真丈、海老、茄子、しめじ、ささげ)

食事1

食事一:栗御飯釜炊き、味噌汁、香の物
(食事も一、二、三の中から選択)

食事2

食事二:焼穴子ちらし寿司(錦糸玉子、蓮根、青味、味噌汁)

食事3

食事三:豚とろ五目おこわ玉子あんかけ(支那竹、椎茸、牛蒡、人参、葱)、味噌汁、香の物
このおこわ、濃厚かつ上品な味でとても美味しかった。

甘味

甘味:なるとのし柿
これは一番外側が干し柿で、真ん中に有塩バター、その間はぎゅうひ。
バターの塩味が干し柿によく合っていて、絶妙なハーモニー♪
新鮮で美味しかった。

とても美味しゅう昼食でございました。

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21 : 54 : 50 | グルメ | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

チョコレートと岩盤浴

札幌に滞在する時は、必ず行くチョコレート・バーと岩盤浴屋さんがあります。
どちらも札幌の高級住宅地、円山・宮の森地区にあるお店。

「ラプソディー札幌」は、「チョコレートのロマネコンティ」と呼ばれる高級チョコレートのメーカーAMEDIアメデイがやっているお店。
最近は東京の青山にもお店ができ、銀座三越でもケーキの販売も行っていますが、
少し前までこの札幌のお店でしか、この超美味なチョコレートにありつけませんでした。
札幌の気候がチョコレートの品質を保つのに最適とのことで、札幌に最初に出店したそうです。
で、今日ワタシが食べたケーキは超濃厚なチョコレート・ケーキ。
日本で食べられる最も美味しいチョコレート・ケーキのひとつだと思います。
良質なカカオの濃厚な味わいにクラクラします。
AMEDIチョコレートケーキ


これだけ濃厚なケーキには深煎りのコーヒーをいただきたいところですが、
このお店の名物のホット・チョコレートをオーダー。
今日はヘイゼルナッツ味にしました(ほか、ふつうのチョコレート味とホワイトチョコがあり)。
最初、ストレートでいただいて、お好みで泡立てたミルクを入れるようにサーブされます。
何度飲んでも幸せになる味。
濃厚な上質なチョコレートのダブル攻撃に昇天。
ホットチョコレート


同行者はチーズケーキをオーダー。
これまた良質なチーズが口の中に広がる素晴らしい味わいでした。
DSC01651.jpg


血糖値が急上昇したところで、岩盤浴屋さんに直行。
札幌は岩盤浴ブーム発祥の地。
ワタシが行くお店の入浴料は、3時間1800円ととても安い。
しかも施設が良くて、時間を気にせずにゆったり楽しめるのだ。
これが東京だと90分で2500円ぐらいかな(これでは、くつろげない)。
入浴のあいまの休憩時間は、オットマンチェアに座り、雑誌を読んだり、
マッサージチェアに座ったり。
3時間びっちり利用して帰りました。
気持ちいいー

最高に快適な一日。

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18 : 36 : 09 | グルメ | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop

しばらく

リフレッシュするため、長期休暇をとりました。
しばらく札幌に滞在します。
インターネットへの接続時間を極限まで減らし、
劇場に通うのも、お休みします。
デトックスです。
オペラなんか聴いて、英語の勉強でもして暮らします(たぶん)。
新文芸坐の増村保造特集に合わせて、東京に帰ってきます。

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プロフィール

 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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