相米慎二『ラブホテル』
2007 / 08 / 01 ( Wed )
現在、静養のため有給休暇中であります。
京橋にある南インド料理レストラン「ダバ インディア」でランチをした後、フィルムセンターへ。
今日観たのは相米慎二監督の『ラブホテル』。
平日の3時だし、ロマンポルノだからあまりお客さん来ていないだろうと予測してましたが、ところがどっこい結構混雑していて、常連のオジイサン、オバアサン達もいるし、若い人たちもいる。
いい歳の人達、いったいみんな、どうやって生計たててるの?平日の昼間にロマンポルノ観に来るなんて。
『ラブホテル』はシネマヴェーラのロマンポルノ特集ではフィルムの都合で上映中止になった作品。
ウーム。この作品かなり苦手です…。
受け入れ難く感じたのは、石井隆の閉塞感に満ちた脚本のせいか(当然出てくるのは名美と村木)、映画が撮影された85年という時代が今の時点から見ると気恥ずかしい時代のせいか(「カフェバー」なんて言葉がセリフに出てくる)。
全体的にセリフが非常に聞き取りにくい。映画を観る上で全部のセリフを聞き取る必要はないとは思いつつ、もんた&ブラザーズの大音量の歌と重なってセリフが聞こえなかったりすると、結構イライラする。
山口百恵の「夜へ」が流れるのは良かった。
それにしても石井隆による名美というキャラクターは、まったく共感できない嫌悪感しか感じさせない女で、今後「天使のはらわた」シリーズは見ないようにしようと思いました。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画