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『黒薔薇昇天』

ラピュタの岸田森特集、神代辰巳監督の『黒薔薇昇天』(75年)を鑑賞。
始まってすぐ、これ、同じ姫田真佐久カメラマンの『宵待草』(74年)にそっくりじゃないかーと思いましたよ。
設定やストーリーが違うだけで、『宵待草』そっくり。歌謡映画なところも。
『宵待草』では気球に乗りますが、『黒薔薇昇天』では松坂屋の観覧車に乗ります。

大好きな谷ナオミがやっぱり美しく魅力的で、ウットリいたしました。
そして笑っちゃう最後。カワイイ。
何て、幸福感に満ちてキュートな映画なんでしょう。
この作品、DVD買うことに決めました。
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『ガンマー第3号 宇宙大作戦』『県警対組織暴力』

またまたシネマヴェーラの深作欣二特集へ。

『ガンマー第3号 宇宙大作戦』。
何の前知識もなく観たのですが、外人しか出てこなくて(しかも白人のみ)、台詞が日本語吹き替えになっていてびっくり。
不細工な白人ばっかり出てきて、目が楽しくありません。
ごめなさい。よくわかりませんでした。

『県警対組織暴力』。
この作品、この世に存在する映画の中でもっとも好きな1本です。
スクリーンで観るのは久しぶり。
あまりに素晴しいんで、ずーっとニヤニヤしながら観てましたよ。
最初の数分でノックアウト。
細かいところまで魅力的なネタでいっぱい。
たとえば親分がホモの子分(田中邦衛)を伴ってシャバに出てくるところとか。
わざわざ梅宮辰夫の体操させるところとか、何度観ても憎い。
この梅宮辰夫が一人だけ標準語なのがまた笑える。
梅宮辰夫が歳が31だと言ったところで、場内に笑いが。ありえん。(当時37歳)
劇場で遭遇したHさんから、最後に文太さんを○○したのは、松方弘樹の残党ではなく、県警上層部と石油会社側だと教えられました。「昭和の劇―映画脚本家・笠原和夫」にそう書いてあるそうです。(この本、持っているけど読んでない…)

『県警対組織暴力』、毎日でも観たい作品です。

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Nervioライブ@KAMOME

新澤健一郎さん率いるNervioのライブを聴きに、渋谷のシネマヴェーラから横浜に参上。
東横線で終点の元町・中華街で降り中華街をぶらつき、照宝で蒸篭を買って、月餅やお茶を購入。
中華まんを頬張りながら、関内にあるライブハウスKAMOMEへ。
この一週間で2回目の新澤さんの演奏です。
メンバーは新澤健一郎(p,key),音川英二(ts,ss),西嶋徹(b),岩瀬立飛(ds,voice),ヤヒロトモヒロ(perc)。

1st
晴れ水(西嶋)
Subways(西嶋)
天空
鼓動
Pa・ra・bo・la

2nd
Silk(新澤-ヤヒロ)
Quark Dance
Depth Of Life
Rondo in November
風にそよぐ

(新澤健一郎さんのブログよりコピペ)

SKY PerfecTV!で放映されるそうで、カメラが入った中でのライブでした。
プリミティブでありながら、高度に進化した演奏に今日もまた大興奮。
ドラムとパーカッションの2本立ての熱いリズムがすごいんです。
外はムチャクチャ寒いけど、KAMOMEは熱かった。
あんまり良かったんで、帰りにNervioのCD を買って帰りました。

横浜の街に行ったのは10年ぶり。最高な演奏を聴けて横浜まで行って良かったわぁ。

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『新仁義なき戦い 組長最後の日』『人斬り与太 狂犬三兄弟』

今日もシネマヴェーラの深作欣二特集。

上映前にせんきちさんから台湾土産を頂戴し(ありがとうございます!)、台湾でご覧になった『ラストコーション』の感想を伺う。

『新仁義なき戦い 組長最後の日』。
これはいかんですなぁ。脚本もカメラもバラバラな印象。全然まとまりがない。
編集もおかしく感じたのはフィルムが飛んでいたせいかもしれません。
松原智恵子がおしとやかそうで実は滅茶苦茶なキャラクターでビックリ。兄の菅原文太と近親相姦まで。
最初の仁義無きシリーズ5本と違って、菅原文太は出演しているものの、俳優陣がえらく地味なのも乗れませんね。

『人斬り与太 狂犬三兄弟』。
『現代やくざ 人斬り与太』と同じように渚まゆみが素晴しい。

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『仁義なき戦い 完結篇』『いつかギラギラする日』

シネマヴェーラでの深作欣二特集。
『仁義なき戦い 完結篇』『いつかギラギラする日』の2本を鑑賞。

『仁義なき戦い 完結篇』、初めて観ました。
脚本が笠原和夫ではなく高田宏治なので、一部の仁義なきファンから軽んじられている作品みたいですが、いい作品じゃないですか。
松方弘樹が死ぬシーンとか、宍戸錠のタクシー乗車シーンとか、最高でしたよ。

仁義なきシリーズ、作品の質を保ったままわずか2年間に5作つくったというのは凄いことだなぁと改めて認識いたしました。

次に『いつかギラギラする日』。
荻野目慶子が顔も身体も醜い。声もうるさい。
萩原健一が「札幌のオジサンから電話があってさ」(だっけ?)とか言うと、多岐川裕美が「ちょうど函館の別荘を借りようと思っていたの」と答える場面があって、札幌と函館ってめちゃくちゃ離れてるじゃんと驚き、更に函館在住の木村一八が何故か室蘭の暴力団に金を借りている設定に、ありえんと突っ込む。
製作協力・堤康二とクレジットされていたのにも時代を感じましたね(別荘は函館大沼プリンスのコテージに見えたけど、義明じゃなくて清二の長男の康二が関係していたのかぁ)。

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『資金源強奪』『仁義の墓場』

シネマヴェーラの深作欣二特集にて、『資金源強奪』『仁義の墓場』という傑作2本立て。
私は70年代黄金期の深作作品は末期の中野武蔵野ホールでだいたい観ていて、『仁義の墓場』という作品と劇場に漂っていた異臭が結び付いて強烈な印象になっているのですが、今回は清潔なシネマヴェーラの大きなスクリーンで改めて鑑賞です。

『資金源強奪』、昨年シネマアートンで観たばかりですが、やっぱり面白い。
今回観ても、最後爽やかな風が吹いてきましたよ。
ずばり、深作のベストは『資金源強奪』と『県警対組織暴力』と断言します!
これ、大傑作なのになぜビデオやDVD化されてないんでしょうか?
しつこく言いますが、ホントにこれは傑作です。

続いて『仁義の墓場』。
改めて、異様なまでに暗いなぁ、と。
この作品での芹明香、結構キレイに見えるなと思いました。
大笑い三十年の馬鹿騒ぎ。
ワタシ、大学の授業で府中刑務所内部に入ったことがありまして、独居房内部とか、食堂とか、浴場とか講堂などなど見学しました。
受刑者の皆さんが作業しているカマボコ型の作業所の中も入ったのですが、学生は男女に分けて一列に並ばされ、作業所の入り口と出口の間に引いてある直線ラインの上を歩かされたのですが、我々女子がカマボコ内部に入った瞬間に受刑者の方たちから強烈な視線で我々女学生(20歳ぐらいよ。みんな地味なスーツの着用を義務付けられていたけど)を見られた感触は一生忘れられませんね。
最後の府中刑務所のシーン、どこで撮影したのか知りませんが、実際の府中刑務所は確かにあんな感じでしたよ。
大学生の頃は石川力夫のことを知らなかったから、これが石川力夫があの辞世の句を残して自殺したところかぁなどと感慨に浸ることはなかったですが。

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大槻カルタ英宣 Vertical-Engine@丸の内コットンクラブ

Kさんからのお誘いで、丸の内コットンクラブで行われた大槻カルタ英宣 Vertical-Engineの2ndに行きました(Kさんありがとうございます!)

コットンクラブ初めてです。東京ビルに入っていて、すんごくスノッブなクラブなんですねぇ。
メンバーは、大槻カルタ英宣(ds),太田剣(sax),新澤健一郎(p,key),鈴木よしひさ(gt),鈴木正人(b)。
新澤さんの演奏聴くのは2回目。

曲目は
KALTA新曲(5/4)
Bach-Logy Shift
Moon Lost
Legwork & Chase
Image
KALTA新曲(Latin)
enc: Icon
(新澤さんのブログからのコピペ)

んもう、メチャクチャ興奮しました。熱かったぁ。
ギター良かったぁ(Kさんによるとあれはローランド・ギターシンセと言うんだそう)。
これはCD買わねば。

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『黒幕』『やわらかい手』

ラピュタのモーニングで小林悟監督作品『黒幕』鑑賞。
(これまで小林悟作品は『鏡の中の野心』しか観たことがありません。)
いやぁ、面白いものを観ました。
暗闇の中で天知茂がライターに火を付けるオープニングのカッコよさ(構図が最高)。
モノクロの絶妙なバランスの光と影の中、突然始まるアクション・シーン。
な、なんだこれはひょっとして傑作か?と期待した瞬間、「オレの過去は~♪」と思わず笑っちゃうような相当ダサい天知茂の歌声でタイトルロールが始まります。
そこから先は異様なまでに凝った構図のショットの連続。
極端なあおりや、ピンボケの多用(スクリーンの中の1点のみピントが合っていてその他のポイントはボケボケのショットが多い)、カメラがどんどん動いたり等々、細かいカット割りで凝ったショットの成果を次々と目まぐるしく見せ付けられます。
カメラが凝りに凝った割りにストーリーはちっとも面白くなく、一応産業スパイものながら増村保造の『黒の試走車』のように手に汗握らせてくれることはなく(そもそも精力剤の競争でここまでやるのか?という疑問はありますがそれは置いておいても)、笑い、お色気、アクション、そして歌謡曲まで無理やり詰め込んだ(製薬会社のサラリーマンである天知茂が何故かクラブのステージでバンドをバックにベタベタな歌を唄って登場するとにかく変な場面あり。)てんこ盛り状態でとっちらかってしまっていて、映画としてはまったくまとまとまりのない作品なのですが、作品全体にみなぎるやる気に何だか圧倒される、そんな感じです。
さすがに小林悟監督だけあって、ベッドシーン(と言っても服着たまま)での野川由美子の唇やあご下のほくろのアップがすごくエロいです。ただ部分をピンボケで大写ししているだけなんだけれども。
『黒幕』、渾身のショットの連続には努力賞をあげたい作品でした。

ル・シネマにて『やわらかい手』を鑑賞。
親子二代のマリアンヌ・フェイスフルのファンなので観に行きましたよ(ウチのママさんが『あの胸にもういちど』当時から彼女のファン)。
ル・シネマにてこのような内容の映画が観られるとはねぇ。
風俗とゲームにおいては日本が世界に冠たる偉大な国であるとわからせてくれる作品(?)。
原題の「Irina Palm」はマリアンヌの風俗店での源氏名です。
スクリーンで見る限り、マリアンヌの手は荒れていてゴツゴツしていて、とても殿方を虜にする「やわらかい手」には見えませんでしたよ。
風俗がらみの話にしては笑えるところが少なく、全体的に貧しさが漂い重苦しいので、デートには向かない作品だと思いました。

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『1900年』

新文芸坐にてベルナルド・ベルトルッチ監督の『1900年』を鑑賞。
上映時間5時間半、一つ足りとも無駄なカットがなく、一瞬足りとも緩んだショットがない。
なるべくしてなったこの長さ。。素晴しい。
最後、意表をつれて、思わず声を出して笑ってしまった。

『1900年』を観てヴィットリオ・ストラーロ撮影の作品、改めて観ていきたいな、と。
あの『青い体験』もストラーロが撮影しているので、再度観たい。
(『青い体験』を初めてというか最後に観たのは7歳ぐらいのときテレビで。しかし当時のワタシには衝撃的な内容で鮮明に覚えている…)。

本編上映前に流れた『悲情城市』の予告編を観て、久かたぶりにスクリーンで再見したくなる。けどオールナイトでの上映なのでムリ(肉体的に)。大嫌いな『ミレニアム・マンボ』の予告編も流れて、予告編だけ観ると面白そうな作品に観えた。

売店にてトニー・レオンが表紙の「キネマ旬報」(『ラスト・コーション』特集)とヴィスコンティの『異邦人』のプログラム(古本)を購入。

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『タロットカード殺人事件』

レディースディにつきQAXシネマにてウッディ・アレン監督の『タロットカード殺人事件』を鑑賞。
ブロンドのメガネっ娘女学生スカーレット・ヨハンソンが時にはセックスを駆使しつつ殺人事件を推理・解決するお話。
うーん、甘いなぁ…、という感想。
この作品、一応推理ものの体裁をとった割りには、脚本が弱いのではないのでしょうか。
とは言え、スカーレット・ヨハンソンのグラマラスな水着姿を拝むことができるし、ロンドンの美しい街並みや貴族のお屋敷、庭園を堪能でき十分楽しめました。

スカーレット・ヨハンソンはウッディ・アレン作品の3作も出演してますね。
同じユダヤ系ということもあるのでしょう。アレンがすっかりヨハンソンの魅力にまいっている様子が『タロットカード殺人事件』によく表れておりました。

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『昼顔』『夜顔』、そして「蔵間」にて東映新年会

ルイス・ブニュエルの『昼顔』を観に、銀座テアトルシネマへ。
9時50分からのモーニング上映だと言うのに、お客さんで大行列。チケット販売に時間がかかり10分遅れての上映となりました。場内満員の中で鑑賞。
スクリーンで観たのは初めてです。
とにかくサンローランの衣装が素晴しいです。
澁澤龍彦も「スクリーンの悪魔」の中で触れていた、ドヌーヴの肩章が付いた黒のコートと、その下に着ていたベージュのまたも肩章が付いたワンピースがため息が出るほどステキ。
この作品、ドヌーブの衣装が色々暗喩していていいのです。

続いて、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『夜顔』を鑑賞。
『昼顔』の純粋な続編として観ると(特に連続で観ると)、肩透かしを食らうなと思いました。
セヴリーヌを演じたのはカトリーヌ・ドヌーヴではなく、小柄なおどおどした所帯染みた感じのなビュル・オジエ。
見た目がドヌーブと違うだけでなく、そもそもキャラクター設定が『昼顔』のセヴリーヌと変わってしまっていて、続編という位置づけで『夜顔』を観ると違和感を感じずにはいられません。
独立した作品として『夜顔』を観れば、雨に濡れた夜のパリや老いた男女のやり取りなど楽しめるなと思いました。
ミシェル・ピコリとビュル・オジエのディナーのシーンでの長ーいワンショットや(映画のポスター写真の場面)、レストランのボーイたちが片付ける動作をまたロングで撮り続けるのが憎い。
前作『永遠の語らい』を観に行ったときは、最後正直なんじゃこれーと思ったのですが、今回の映画はそのようなトラップはありませんでした。良かった。
ロビーに貼ってあった日経の中条省平氏による批評(5つ星)が作品以上に素敵でありました。

本八幡に移動。
渡辺やよいさんのお店「蔵間」にて、東映映画ファン40名と新年会。
今日は内藤誠監督、吉田達プロデューサーも来て下さり大盛り上がり。
店内『不良番長 やらずぶったくり』が流れる中、吉田達さんには当時の東映の素敵なエピソードをうかがい、内藤誠監督には『番格ロック』について質問させていただきました。
『番格ロック』の舞台が新宿ではなく池袋であることについては、新宿の映画は他にも色々あるからだそうで、当時池袋で撮影することは諸々な事情で(察してね)新宿より難しかったのだそうですが、『番格ロック』は女の子たちのお話だからOKだったとのことです。
撮影時から、この作品を認め合う女の子同士の高尚な友情というテーマをはっきり意識した上で撮っておられたのかおききしたところ、内藤監督、「うん、それは思っていた」と即答されてました。
2次会も含め、やよいさんが切り盛りされる中、吉田達さん、内藤監督、そして強烈な東映ファンの皆さんとちゃんこが食べられ楽しい夜でありました。

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『仁義なき戦い 広島死闘篇』『軍旗はためく下に』『瘋癲老人日記』

シネマヴェーラの深作特集で『仁義なき戦い 広島死闘篇』『軍旗はためく下に』を鑑賞。
『ゆきゆきて、神軍』を観た直後に『軍旗はためく下に』を観たわけです。
両作品ともアプローチの方法は違っていても、同じ題材を扱っていて、主張したいことも同じ。
過激さも同じくらい。
『仁義なき戦い』シリーズでも同じ主張が繰り返されるわけです。

続いてラピュタにて『瘋癲老人日記』を鑑賞。
これは以前ビデオでのみ観ていた作品。あまり好きな映画ではないのですが、久しぶりに若尾文子をスクリーンで観たくなったので。
どういうわけかスクリーンの天地が切れていて、人が立つと首チョンパ。
この作品での若尾文子、結構ムチムチで二の腕も太く胸もふくよかで、目の保養になりました。

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『仁義なき戦い』『狼と豚と人間』『刺青』

朝起きたら、両手が小刻みにブルブル震えいて、死ぬ前のブレジネフ書記長みたい。
色々な薬をいっぱい服用しているためでしょうか。
これじゃまるでアル中患者だ、こんなに手が震えてたら人の目が気になるなぁと思いつつ(ワタシはアルコールを常用しません)、シネマヴェーラの深作欣二特集の初日・初回に参上。
お客さん、少ない。
まぁ、もうみんな、観ちゃっている作品だからねぇ。

『仁義なき戦い』。
最後に観てからあまりに歳月がたっているので、今回シネマヴェーラのスクリーンで再見。
奇跡的な名場面、名台詞の数々。

『狼と豚と人間』。
この作品も中野武蔵野ホールで観ていて、渋谷駅のコンコースでのブツの略奪シーンが印象に残っておりますが(渋谷駅、64年当時からそれほど変わっておりません)、今日再見して、ジャズ喫茶のロケ地が百軒棚であることも確認できました。
三國連太郎が登場する場面でながれるジャズギターがかっこいいっす(音楽・富田勲)。

ラピュタに移動して、曽根中生監督の『刺青』を鑑賞。
脚本家Nさんの日記で、この作品が大変デキが悪いということは知っておりましたが、ラピュタのメール・マガジンを読んだら、阿佐ヶ谷のスターロード商店街が映っているとのことなので、当時の阿佐ヶ谷を目当てに観ました。
こりゃ酷い。
何もかも酷いけど、一番最悪なのは脚本。
「展覧会の絵」をシンセでダサく演奏した音楽が流しておりましたが、そんなもの流してもダメなものはダメ。

お目当ての阿佐ヶ谷スターロード商店街は2カットありまして、主演の伊藤咲子がゲームセンターから外に出るとそこは、スターロードでした。
ディンドンとかいうゲームセンターで、隣は杉山商事(阿佐ヶ谷によくある不動産屋さん)で、向かいに数年前まであったお弁当屋さんも映っておりました。
映画の帰りチェックしたのですが、いまは牛角があるビルの右隣の建物が例のゲームセンターがあった場所ですね。

それにしてもヒドイ作品でした。

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『ゆきゆきて、神軍』

就業後、シネセゾン渋谷にて原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』を鑑賞。
最初、キレテツな主人公・奥崎謙三の行動に思わず笑いが出そうになりつつ、的確なカメラと編集に感心し気持ちよく観ていたものの、中盤、部下射殺事件の真相究明の旅が始まるとことから、映画の異常なエネルギーに激しく引き込まれる。
これは、将来ワタシに子供が生まれたら是非とも見せたい作品です。

↓は奥崎謙三の政権放送。



映画の後、セガフレード・ザネッティで、カプレーゼのパニーニを食べる。
この店、店先にいつも不良外人がたむろしていて気味悪く思っていたのですが、このパニーニは絶品。最近渋谷に行く時は必ずここのパニーニを食べてしまいます。

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『Hole』 『ニューヨーク・ニューヨーク』

今日は有給休暇を取って新宿のJR東京総合病院(新しくて清潔で、お医者さんは丁寧でいい病院です)に行きました。昨年末患った肺炎の療後が思わしくないので診てもらったのですが、色々な薬をいっぱい処方され、突発性難聴の治療薬も服用しているのでかなりの薬漬け状態。
無事身体が回復したら、マクロビオティックでも始めようかな…、ホント。

ワタシのいとこ(年下・男)がJ○東日本の新宿南口の本社に勤務しているので、ランチを奢らせようと思いついたのですが、病院が予想よりかなり時間がかかったので諦め、甲州街道をテクテク進み、マルイの中の青葉でラーメン食べましたよ。青葉、やっぱりウマイ!

せっかく有休取ったのだから映画観なきゃということで渋谷に移動し、シネマヴェーラへ。
前から観たかった『Hole』を観るためです。
平日の昼間だというのに、シネマヴェーラ、お客さんでいっぱいです。 『ニューヨーク・ニューヨーク』 を観に来た人たちでしょうか?いつも名画座にいる観客の顔ぶれとかなり違っておりました(そして、普段シネマヴェーラではあまり見かけない上映中携帯電話の液晶画面を光らすバカが数名)。

1本目、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の『Hole』。
『西瓜』にそっくりですね。というか『西瓜』の合わせ鏡のような作品(『西瓜』は日照りで雨不足で、一方『Hole』は土砂降りの雨が続いている設定だけれども)。
カメラの動き、見ていて本当に心地良かったぁ。
かなり気に入りましたよ。
ヤン・クイメイの部屋がティッシュ・ペーパーのストックだらけなのには笑った。ウチの母親みたい。

次、マーティン・スコセッシ監督の『ニューヨーク・ニューヨーク』 。
物語は1945年、日本が降伏し戦争が終った瞬間のNYはタイムズ・スクエア(のセット)から始まります。
これ、アメリカ版『鶴八鶴次郎』なんですねー(もっとも成瀬巳喜男の『鶴八鶴次郎』は34年のアメリカ映画『ボレロ』のリメイクなのですが)。
77年の作品でロバート・デニーロのルックスが男盛りなのですが、いやぁもう、正直最初からロバート・デ・ニーロの大袈裟な演技の連続を観るのが辛かったです(事前にTさんの日記からこの作品が「デ・ニーロのメソッド演技大会」であることは知っていて覚悟していたのですが)。
163分もある作品なのですが、デ・ニーロがいちいち台詞や台詞の中の言葉を2度3度と連続して言うので(脚本上は1度しかない台詞をデ・ニーロの判断で何度も繰り返していると推測。『タクシードライバー』の「You talking to me?」じゃないんだから、そんなに何度も繰り返さないでくれ…)、デ・ニーロの一人鸚鵡返しが無ければもっとテンポ良く映画が進むのにと何度思ったことか。
あ、デ・ニーロが劇中着ていたダブルのソフトスーツなど衣装の生地が最上級な感じで、髪型も含めステキでした。

もう一人の主演、ライザ・ミネリが素晴しく、ファニー・フェイスが何ともチャーミングで、オーケストラと唄っているときの衣装やメーキャップも彼女の魅力を最大限引き出していて、もちろん歌も踊りも最高で、彼女の魅力にすっかりやられましたよ。

音楽に関してはとても興味深く、映画の最初の方はスウィング・ジャズ最盛期で、ビッグ・バンドの中でデ・ニーロのテナー・サックスは明らかに音が多すぎで周りから浮き出ていて、そのうち時代がビバップになりデ・ニーロの演奏が生き生きとしてきて、最後、彼の旧友の黒人トランペッター(セシル・パウエルという役名だった)が演奏する音楽はまるでドン・チェリーでした。
(ドン・チェリーがオーネット・コールマンに出会うのは1957年。まさにこの映画にドンピシャです。)

この作品、ライザ・ミネリがレコード会社と契約しスターになりニューヨークからハリウッドに行き、『ハッピー・エンディング』という題名のハリウッド映画に出演するというストーリーになっていて、その『ハッピー・エンディング』はスターを夢見る女の子がスターになり映画に出演する物語という設定なものだから、作品中にかなりの長い時間の劇中劇中劇(!)が挿入されていて、入れ子を長い間見せるという点でユニークでありました。

ワタクシ、「ニューヨーク・ニューヨーク」という曲はフランク・シナトラの歌でもちろん知っておりましたが、今日までこの映画のために書き下ろされた新しい曲で、オリジナルはライザ・ミネリだということを知りませんでした。古いスタンダードだと思っておりました。
そう思い込んでいる人、ワタシのほかにもいるのではないでしょうか?
ライザ・ミネリの「ニューヨーク・ニューヨーク」 、素晴しかったです。彼女の代表作『キャバレー』はビデオでしか見たことがないので、ぜひともスクリーンで観たいと熱望いたします。

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『パンズ・ラビリンス』

今日はレディース・デイなので会社帰りに渋谷に行き、QAXシネマにて『パンズ・ラビリンス』を鑑賞。
同じビルのシネマヴェーラやユーロスペースはよく行くけれども、QAXシネマは初めて。
ユーロスペース、シネマヴェーラと同様、いやそれ以上に立派な劇場です。椅子なんてひじ掛けにまでクッションがきいていて座り心地ちが良くて寝ちゃいそうです。

で、『パンズ・ラビリンス』、とても評判がよいので観たかった作品です。
ううっ、恐ろしかった…。
これはちょっと、子供には見せられませんですね。PG-12指定なのも正直納得です。
この残酷さ、グロテスクさ、暗い色彩感覚がゴヤなんかを生んだスペインの映画なんだなぁと思いつつ観ました。
前半で主人公の少女・オフェリアが『不思議の国のアリス』のアリスと同じようなエプロン・ドレスを着るのですが、アリスのドレスが紺色だったのに対してオフェリアのドレスは深い緑色で、物語の舞台である森と同じ色。
オフェリアを演じたイヴァナ・バケロに深緑のドレスがよく似合っておりました。

この映画の皮肉なところは、オフェリアの母親は仕立て屋の夫(オフェリアの父親)がスペイン内戦で亡くなった後独裁政権の軍人の妻になった、つまりファシスト側に魂を売った女性という設定であるということと、映画の中ではレジスタンス側の勝利で一応終ってますが結局フランコの独裁政権は1975年まで続いたという歴史的事実にあると思います。

東映映画や70年代エログロ日本映画はへっちゃらワタシですが、『パンズ・ラビリンス』のグロテスクさ、残酷さ(ストーリーも含めて)にへこみました。
スペインという国の厳しさを垣間見たような気がいたしました。

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『肉体の門』『鬼輪番』

今日はラピュタで2本鑑賞。
まずモーニングで鈴木清順監督の『肉体の門』。
この映画、演劇のような作品なんですね。
冒頭、モンペ姿の野川由美子が映り、次に大騒ぎして抵抗するパンツ丸見え娼婦の足をつかんで引きずって警察が検挙するカット、そして娼婦達が叫び抵抗する表情をスローで映すカットとつながり、この作品の雰囲気が垣間見えます。
木村威夫によるおどろおどろしい美術の中に配された人物たちや、グルグル廻るカメラにお腹いっぱいな感じになりました。
野川由美子ら娼婦4名がそれぞれ緑・赤・紫・黄の原色の衣装(といっても下着みたいの)を常にまとっていてゴレンジャーかいと思ったら(4人だけど)、鈴木清順らしく原色のバックが出てきて、赤の背景の前で赤い衣装の娼婦、黄色の背景の前で黄色い衣装の娼婦と順番に4人登場するカットがありました。
ゴレンジャー4名はたくましいだけで娼婦ながら全然色っぽくなくて、着物を着た元教師の妻だった富永美沙子演じる町子がとても艶かしい肉体で、野獣のような宍戸錠がゴレンジャーの誰かではなく町子さんの肉体に惹かれるのはもっともです。
ゴレンジャーたちからリンチを受けるときの町子さんの汗で光った肉体ときたら太ももがむっちりとしていて、程好い肉付きが引き締まっていてまるで豹のようで、ホント色っぽい。谷ナオミみたいでした。
最後、惚れた宍戸錠に抱かれて本当の女になった野川由美子が寝そべっている姿を映したショットも、それまであまり色っぽく撮ってなかった野川由美子を町子さんのように艶かしく映しておりました。 ところで、『番格ロック』に出ていたボルネオ・マヤという女優の名前は『肉体の門』の野川由美子の役名からきているんですねぇ。

レイトの岸田森特集で『鬼輪番』(1974年、東宝・国際放映)を鑑賞。
ラピュタのチラシに書いていること以外、何も前知識なく観たのですが、東宝も当時は時代の趨勢に合わせてエログロ・悪趣味路線と頑張っていたんだなぁと改めて思いました。
『修羅雪姫』は東京映画作品ですし、『子連れ狼』などの勝プロ作品も東宝配給ですので、驚くこともないのでしょうけれども、冒頭から子供を殺したり、グロテスクな場面が連続で出てきましたのでこの作品を観て当時の東宝は色々頑張っていたんだなと再認識。
荒唐無稽なおはなし(原作・小池一夫)を丁寧に演出している作品だなと思いました。
「鬼輪番」になるべく子供の時分から集団で過酷な武術の訓練を受け最後に残った5名(近藤正臣、荒巻啓子、峰岸隆之介、水谷豊、高峰圭二)が性教育を受けるのですが、手本役の天狗の面を付けた男と小面を付けた女が不思議な舞をしてからセックスするところなんて、えせシャーマニズムという感じでとても面白い。物語の本筋ではないこういう場面に力をいれて描写するというのはなかなかです。
若き鬼輪番たちは幕府より謀反を防ぐよう紀州に派遣されますが、その紀州の地で待ち受けるのが佐藤慶演じる横笛将監。
近藤正臣らは切れ者佐藤慶に追い込まれ水・食料なしで炎天化の地獄谷に落とされます。、地獄谷で衰弱する近藤正臣・荒巻啓子・水谷豊の3人が横になって会話するところに構図が、『欲望の翼』のレスリー・チャンとマギー・チャンみたいで素敵でした。
先遣の鬼輪番役の岸田森は具合悪そうな青い顔していて、いかにも岸田森ぽくてこれまた素敵でした。
カメラや編集は手堅く、佐藤勝の音楽も作品によく合っていたと思います。
フィルム状態良好。
70年代の劇画原作のエログロ含む映画が好きな方には楽しめる作品だと思います。

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今年最初の映画は

今年最初に観た映画は『鴛鴦歌合戰』でした。
フィルムセンターのマキノ雅広監督特集の最初のプログラムです。
新年早々観るにふさわしい作品ですね。こんな楽しい作品が1本目とは今年はとてもいい年になりそうです。
志村喬の歌、サイコーでした。

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 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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