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川島雄三『特急にっぽん』

会社が終わってからフィルムセンターの川島雄三特集へ向かう。
本日は『特急にっぽん』。
この作品は初見です。
1961年の東宝作品。
冒頭から猛烈な大阪弁が飛び交い、大阪の話かと思ったら、そこは東京。
東京から大阪へ向かう電車は大阪の乗務員が乗るのかぁと。
大阪弁の台詞の多くを耳がキャッチできず。
特急こだま(新幹線の前にも「こだま」があったと初めて知った)のウェイトレス(団令子)とコック(フランキー堺)のカップル(二人は日本食堂の社員)とスチュワーデス(と呼ばれていた。白川由美)、そして個性的な乗客たちが、東京から大阪までの6時間半、車中で繰り広げるてんやわんや。
ということは増村保造版『足にさわった女』(1960年)も特急こだまが舞台だったんだなと。
ユーモアの部分があまり面白くない。大笑いしている人もいたけど。
車両の外側から車窓越しに車内の人の動きを映すショットは意欲的。
特にラストはそれがとても長く、音楽が流れるだけでセリフもなくパントマイム的な人の動きだけで見せ続け「終わり」がでるという大胆さ。
途中、爆弾騒ぎが起こり、『新幹線大爆破』みたいになるのかと淡い期待を持ちましたが、当然そっちの方向には進みませんでした。
乗客達の描き方も先日『狂った野獣』を観たばかりなので、物足りない印象。
(ほのぼのしたコメディを『狂った野獣』と比較するな、とは思いつつ)
国鉄全面協力下の作品である割には地味な印象。
鉄道ファンにはたまらない作品だと思います。

いつもはフィルムセンターから銀座駅まで歩き地下鉄に乗るのですが、
今日は何となく東京駅方面に行き、大丸でパンを買って、JRの改札前に行くと関西弁がバーっと聞こえてきて、おお、先ほどの映画と同じじゃないかと。

で電車に乗り、最寄り駅に着いたので席から立ち上がろうとしたら、ワタシの前に立っているオジサマが香取慎吾が孫悟空に扮している表紙の東宝の社内誌『宝苑』を読んでいるのが目に入りました。
東宝つながりです。

明日は増村を観に行きます。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

23 : 01 : 43 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) pagetop
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コメント
これ、大好きです。しかしそういうこと言ってるひとがあんまりいないみたいなのが不思議でならないので、勝手にこの場を借りて表明しておきます。
by: 鈴木並木 * 2007/06/23 01:15 * URL [ 編集] pagetop
この頃の川島雄三は大作・傑作ばかりなので、こういうウェルメイドのコメディは埋もれてしまうんですかね。
そもそもこの作品、あまり上映機会がないようですし。

私自身に関しては刺激が強い70年代の東映やロマンポルノに目が慣れてしまい、感覚が狂ってるかなと思います。
by: リネン * 2007/06/23 07:14 * URL [ 編集] pagetop

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Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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