スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 pagetop

川島雄三『箱根山』

今日はフィルムセンターで川島雄三の『箱根山』を観ました。
これ、モロ当時の西武(国土開発)対小田急の「箱根山戦争」の話じゃないかーと思って観ていたのですが、帰宅してウェブで検索したところ獅子文六の原作は「箱根山戦争」をモデルにした企業小説なのだそう。
そういえば堤義明が逮捕された時テレビで、若き日の義明氏が箱根の開発工事現場で指示を出しているモノクロ映像が流れておりましたよ。

さて映画『箱根山』。
音楽がうるさいところが散見。
たとえば佐野周二が客に、箱根の歴史についての薀蓄を披露しているシーン、場に全然合ってない前衛的な音楽がずーっとなり続けて気になる。
乙夫(加山雄三)の出生の秘密について語られるシーンなんて、ワーグナーが朗々と流れ始めたので、ああ、ドイツがらみの話なだけにワーグナーかと思って聞いていたら、途中から少しずつ旋律が違ってきて、なんだ、ワーグナーの曲じゃなくて、ワーグナーのパクリを流してるのか、と。
しかもワーグナーの楽劇のように、セリフにかぶせる形でガンガンとワーグナーまがいの曲が鳴り続けるので、観ていて笑ってしまいました。

ワタシが子供の頃、加山雄三といえば紅白歌合戦でオジサンなのにいつになっても「君といつまでも」を歌う人、というイメージしかなかったのですが、成瀬巳喜男監督作品を観てからは180度見方が変わり、今回は川島作品に出演しているのを観られて良かった。
誠実で真っ直ぐな役柄において素晴しく光った俳優だと思います。
いつか加山雄三が出演している須川栄三監督作品『太陽は呼んでいる』を観てみたい。

それにしても今日のフィルムセンターの混雑ぶりには閉口。
小津、成瀬、横溝の時と同じ状態になってきました。
ワタシが経験した中で、フィルムセンターが一番混雑した作品は2004年の高峰秀子特集での『華岡青洲の妻』。
平日金曜日の3時からの上映だったにもかかわらず、確か開場30分前ぐらいには行列が大ホールの定員に達してしまっておりました。
お年寄りが好きそうな作品がかかるときは、開場の1時間前に行かないと確実ではないので、1本作品を観るためにかなりの時間を費やすことになってしまう。
他の劇場に比べ、料金が半額以下とはいえ、結構辛いです。
川島雄三特集に通う気持ちが早くも萎えてきました。
スポンサーサイト

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

22 : 44 : 11 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop
<<川島雄三『真実一路』 | ホーム | 増村保造2本とトリュフォー2本を観た。>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ssbs.blog36.fc2.com/tb.php/262-2d771284
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

RSSフィード

Blogリンクリスト

BlogPeople

ブログペット

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。