朝起きたら、両手が小刻みにブルブル震えいて、死ぬ前のブレジネフ書記長みたい。
色々な薬をいっぱい服用しているためでしょうか。
これじゃまるでアル中患者だ、こんなに手が震えてたら人の目が気になるなぁと思いつつ(ワタシはアルコールを常用しません)、シネマヴェーラの深作欣二特集の初日・初回に参上。
お客さん、少ない。
まぁ、もうみんな、観ちゃっている作品だからねぇ。
『仁義なき戦い』。
最後に観てからあまりに歳月がたっているので、今回シネマヴェーラのスクリーンで再見。
奇跡的な名場面、名台詞の数々。
『狼と豚と人間』。
この作品も中野武蔵野ホールで観ていて、渋谷駅のコンコースでのブツの略奪シーンが印象に残っておりますが(渋谷駅、64年当時からそれほど変わっておりません)、今日再見して、ジャズ喫茶のロケ地が百軒棚であることも確認できました。
三國連太郎が登場する場面でながれるジャズギターがかっこいいっす(音楽・富田勲)。
ラピュタに移動して、曽根中生監督の『刺青』を鑑賞。
脚本家Nさんの日記で、この作品が大変デキが悪いということは知っておりましたが、ラピュタのメール・マガジンを読んだら、阿佐ヶ谷のスターロード商店街が映っているとのことなので、当時の阿佐ヶ谷を目当てに観ました。
こりゃ酷い。
何もかも酷いけど、一番最悪なのは脚本。
「展覧会の絵」をシンセでダサく演奏した音楽が流しておりましたが、そんなもの流してもダメなものはダメ。
お目当ての阿佐ヶ谷スターロード商店街は2カットありまして、主演の伊藤咲子がゲームセンターから外に出るとそこは、スターロードでした。
ディンドンとかいうゲームセンターで、隣は杉山商事(阿佐ヶ谷によくある不動産屋さん)で、向かいに数年前まであったお弁当屋さんも映っておりました。
映画の帰りチェックしたのですが、いまは牛角があるビルの右隣の建物が例のゲームセンターがあった場所ですね。
それにしてもヒドイ作品でした。
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