スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 pagetop

『台風クラブ』『女番長 タイマン勝負』

シネマヴェーラの特殊学園Q特集で2本鑑賞。今回の特集で観に行ったのは今日が初めて。

相米慎二監督の『台風クラブ』。
ニュープリント上映。
5年ぐらい前に行った青山ブックセンターの「蓮實重彦とことん日本映画を語る」でこの作品を取り上げていたのですが、蓮實先生がどういうコメントをされていたのかが全然思い出せない…。主人公の男の子とが窓から○○するところと工藤夕貴が台風の中泣きながら歩いている場面を流していたのは覚えているのですけれども。
で、『台風クラブ』、長廻し、ロングショットとか思春期の子たちの動きを捕えた素晴しさ等々、傑作だなぁと感じるのと同じぐらい、キモチワルイなぁという感覚もわき起こってきました。正直なところ。
『ションベン・ライダー』を観たときに感じたキモチワルさと同じ感覚でして、「いや、『台風クラブ』は素晴しいんだ、傑作なんだ、こういうところ凄いじゃない」と理性で処理しようとしても、終始キモチワルいという感情が頭にまとわりついて離れませんでした。困ったものです。

次に『女番長 タイマン勝負』。
関本郁夫監督の監督第1作目作品なんだそうです。
グっとくる構図が多し。
何より池玲子ら女優たちのタイマン勝負の素晴しさ!
火の付いた角材を振り回す女優たちのダイナミックな動きにただただ感動。
ストーリーは、渡瀬恒彦と生き別れた妹のエピソードやら、成瀬正孝がカーレーサーだった話やら、その成瀬正孝夫婦の話やら、どうでもよさそうな話をギュウギュウに詰め込んでいて、そんなにエピソードを詰め込んじゃあ破綻するだろうにと思いつつ観ていたら、最後それらのエピソードがちゃんと絡み合ってまとまってクライマックスとなっておりました。
キャロルの「「ファンキー・モンキー・ベイビー」が流れるシーン、素晴しかったなぁ。
池玲子ら女優たちがママチャリに乗って、草原を走るシーン、犬を狩るシーン、輝いていて美しかったです。
あと、池玲子を少年院で散々いたぶったスペードの美和のあまりの変わりように笑っちゃった。この激変わり、どこかで見たなと思ったら、『ずべ公番長 ざんげの値打ちもない』の片山由美子でした。キャラ完全に変わっちゃってるんですよ。
スポンサーサイト

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

23 : 59 : 59 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(4) pagetop
<<ベルギー・ワッフルに挑戦 | ホーム | 『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』『現金に体を張れ』>>
コメント
「台風クラブ」が気持ち悪いというのは正しい感想です。全体を支配する閉塞感の中の妙な高騰…。何をさせられてるのか全く把握してない子供たち。ダイナミックなのか開き直って放り出したかのか、わからないほど大胆な構成。ワンシーンワンシーンのあきれるほど緻密な演出。
気持ち悪いに決まってます!!!!

それでも・・・ああ、私は大好きさ!(笑)
by: なんきん * 2008/02/18 09:39 * URL [ 編集] pagetop
なんきんさん

『台風クラブ』、得体がしれないモヤモヤとした気味悪さが作品全体に漂っておりました。論理で動かされない理解不能な子供たちの身体の動きをロングや長廻しでとり続けるのは落ち着きが悪い感じさえして、その大胆さに改めて驚かされました。

それに加え、強烈なロリコン視点も感じました…。個人的な意見かもしれませんが。

『台風クラブ』、観る者を圧倒する傑作でした。
by: リネン * 2008/02/18 23:27 * URL [ 編集] pagetop
リネン様 今晩は。

『女番長 タイマン勝負』って、あの『処女監禁』の関本郁夫氏の監督第1作目作品なのですか。知りませんでした。
お返しにお礼を、と云う訳ではナイのですが、小生からも、タメにならない蘊蓄ムダ知識を、少々。
最近自社製作作品が残念ながら減少傾向な為か、すっかり御無沙汰となってしまった東映お家芸の2~3本立て「プログラムピクチャー」路線なのですが、この『女番長 タイマン勝負』、同時上映は、地方によっては様々なようなのですが、
『仁義なき戦い』の4作目『頂上作戦』
だったそうなのです。って、ご存じでしたなら、御免なさい。
ちなみに、3作目『代理戦争』(これが小生、1番好き、かな、シリーズの中では)ですと、例のリネン様お気に入りの、『女番長 タイマン勝負』でも流れていたそうですネ、「ファンキー・モンキー・ベイビー」でお馴染み?キャロルの
『番格ロック』
だった、とのことです。

結構(相当?)ヘビーな組み合わせ、ですよネ!
by: 埼玉の孤狼 * 2008/02/19 23:46 * URL [ 編集] pagetop
埼玉の孤狼さま

返信大変遅れまして申し訳ありません。

『女番長 タイマン勝負』 の同時上映が『頂上作戦』であったことは知人の日記からの情報で存じておりました。
深作監督も『タイマン勝負』の出来を褒めていたそうです。

『仁義なき戦い』の同時上映は『女番長』でしたし、実録ヤクザ映画とスケバン映画という組み合わせは定番だったようですね。素敵な時代でした(って当時を知りませんが)。

早稲田松竹のサイトに、「二本立てとは?」という説明のページがあって驚きました。
http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/nihonndatetoha.html
説明が必要な時代なんですねぇ。
by: リネン * 2008/02/25 20:33 * URL [ 編集] pagetop

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ssbs.blog36.fc2.com/tb.php/400-12ac24ad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

RSSフィード

Blogリンクリスト

BlogPeople

ブログペット

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。