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『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』

新宿テアトルで若松孝二監督の『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』を鑑賞。
ああ、もう前の席の男性の座高が高くて、3時間以上難儀したわぁ。
だから、指定席ってキライ。

『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』、登場人物たちが発する言葉がほとんど理解できない。日本語なのに。特に森恒夫と永田洋子の言葉が(もちろん一つ一つの単語の意味はわかるのですが)。
先日観た『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』に出てくる重信房子の話がまったく理解不能だったように。
そういう意味で、リアルでとてもよく出来ているな、と。
「自らを共産主義化させよ!」 だそうです。
永田洋子を演じた並木愛枝がとても良かった。
後ろの席の大学生らしき男の子二人が、「銭湯に行ったのか!!」と殺されたり、永田洋子が坂口弘に「共産主義化の観点から森さんといっしょになるべきだと思う」と別れを宣言するところとか、異様なセリフの数々にたまらずクックックッと笑っていて、ああ、彼らにとっては失笑の対象なんだなぁと思っていたのですが、、最後ワタシも、クッキーのつまみ食いについて、「あんたの食べたクッキーこそ反革命の象徴だ!」と叫んぶ場面で、不覚にも笑ってしまいました。
組織や活動が矮小化し狂気となっていく様をよく描いた脚本だと思いました。
ジム・オルークの音楽が場面場面にとてもよく合っておりました。音楽良かったです。

劇中に出てくる大学は私の母校でして、ワタクシ学生のとき、自分の大学で図書館の蔵書管理のバイトをしてたのですが、書庫に学生運動で破壊された大学構内の様子を記録した資料が保存されているのを見つけたんですよ。
思わず仕事の手をとめて、「ハハァー、こりゃ凄い。」と見入りましたね。
で、『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』の冒頭に出てくる映像を見て、ああ、これこれ!と思いましたよ。

ただ今、若松孝二の「俺は手を汚す」を読んでおりますが、本当に面白い。
映画より若松監督の話(自伝)の方がよっぽど映画的。
それからワタシが先日観てひどく気に入った『現代好色伝/テロルの季節』について、映画ファンのHさんより、あの団地は滝山団地(東京都東久留米市。西武新宿線沿線)だとの情報をいただきました。てっきり、京王線沿線かと思ってました。
謎が解けてスッキリしました。Hさん、ありがとうございます。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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