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『抱擁』

シネマヴェーラのマキノ雅広特集、ラスト1本で『抱擁』を鑑賞。
三船敏郎と山口淑子主演のメロドラマ。
観ていて頭痛がしてしまいました。この映画がお好きな方、スミマセン。
冒頭、クリスマスの銀座で、山口淑子が死んだ恋人に瓜二つの三船敏郎に遭遇するのですが、その直後、雑踏の中にいる山口淑子を中心にグヮーっとクレーン・ショットになり、何かすごいものが始まるかと思いきや、全編1953年当時の東京というよりも、パリの19世紀末のモンパルナスだかモンマルトルといった感じの恋愛劇が始まります。
山小屋という名前の、ホントに山小屋みたいな内装のバーに集う貧しいボヘミアンたち(平田昭彦、志村喬、小泉博など)は、みんな薄幸の山口淑子が大好き。みんなベレー帽とかチェックのジャケットとか着ていて、詩を書いてたり絵を描いていたりで、ラ・ボーエムとか、そんな感じ。
バー山小屋での室内劇の場面は、音楽が流れていなくて、なんだか暗い。
山口淑子の死んだ恋人との回想シーンで、本物の雪山や山小屋が出てくるのですが、これまたスイスかというような無国籍ぶり。
で、一年後、山口淑子は死んだ恋人にソックリな三船敏郎にクリスマスの銀座で再会して街中で愛を語り合うのですが、この場面の東京ということになっている街のセットがルネ・クレールの『巴里祭』かというぐらいのパリっぷり。
なんでこんなに全編に渡ってヨーロッパ調なんだろ?
そしていきなり淑子&ミフネは雪山に愛の逃避行。もうここでの二人のやり取りなんてグズグズで、観ていて逃げ出したくなりました(心が狭くでスミマセン)。
この雪山での撮影はスキーが得意な岡本喜八によるものなんだそうです。

三船敏郎の胸板は素晴らしかったです。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

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Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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