ブックオフで「川島雄三 乱調の美学」を買う。
ユリイカの川島特集に続いて2冊目の川島本のゲット。
ウォン・カーウァイのDVD Boxの特典DVDを見る。
クリストファー・ドイルのインタビュー映像は
シラフなのか酔っているのかわからないいつもの調子で、
北京語と英語で話している映像。
「恋する惑星」と「天使の涙」の未公開映像はかなり面白い。
ブリジット・リンが黒い髪で「明星」を歌っている映像などもあり。
金城武とミッシェル・リーのキスシーンなんかも。
こうやって見ていると、ウォン・カーウァイ作品を見始めた時の
トキメキが思い出されるわぁ。
「欲望の翼」の本編を少し見ると、ひどく映像がキレイになっていて
傷んだフィルムで観た私としては、ちょっと違和感を感じたけど。
まぁワガママですな。
1週間前に
(↓)新文芸坐で観たばかりの「白い指の戯れ」を
ラピュタのレイトで再度観る。
伊佐山ひろ子が素晴らしい。
彼女のまなざし、しゃべり方、キャラクター、本当にいい。
あんな無防備な表情を演じられる女優はそういない。
どの演技も素晴らしいのだが、特に最後のバスの中でのあの表情は必見。
そして荒木一郎。
私も彼に誘惑されたら会社に辞表を出して、
スリの一味に入るでしょう。
パチンコ屋で心ここにあらずという感じで、
しばらく放置していた伊佐山ひろこに
「会いたかったよ、一人で大変だったろう」と棒読みで言うシーン、
やはりイイです。
今日は音楽に注意して観てましたが、
70年代初頭によく流れていた風の(シバの女王とかのポール・モーリア風)オーケストラのベタな音楽が
感動的な(?)二人の再会シーン(無事警察をまき、一仕事をして帰ってきた荒木一郎が
伊佐山ひろこにデパートの入り口で声をかける)からベッドシーンまで、
あおるように流れるのが安直で気持ちいい。
レッカー車のショットも効果的です。
ラピュタの「役者 荒木一郎の魅力」は8月18日までですが、
段々と女性のお客さんの割合が増えているような気がします。
やはり荒木ギャル増殖中のようです。
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