スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 pagetop

「現代やくざ 血桜三兄弟」と「めぐり逢い」

ビデオで中島貞夫監督作品「現代やくざ 血桜三兄弟」を見る。
この作品のプリントが現存してないとのことで、
ビデオでみるしかない状況。
山下毅雄の音楽が最高にかっこいい。
中島監督は本当に音楽の使い方がうまい。
野坂昭如が唄う「マリリン・モンロー・ノー・リターン」が流れる中、
荒木一郎演じるモグラ登場。
ヘタレ・キャラを熱演。
「白い指の戯れ」の拓が器用なクールな男の最たるものなら、
「現代やくざ 血桜三兄弟」のモグラは徹底的なダメ人間。
同じ俳優とは思えない役柄の幅の広さ。
鹿島茂先生も「甦る昭和脇役名画館」で
 「一般に、俳優として荒木一郎というと、『白い指の戯れ』の拓のような、
内面をほとんどのぞかせないハードボイルドな役柄を評価する向きが多いが、
それは、このモグラの荒木一郎と合わせて表裏一体としないと、
上っ面をかいなでた理解にとどまる」
と書かれています。

作品は東映ヤクザ映画の舞台装置がそろっていながら、
長兄の菅原文太が胃ガンで半年の命だったり、
モグラが意外に活躍したりと、かなり風変わり。
この作品を劇場でも観たいものだ。

昨日買った荒木一郎のCD『singles1966-1971』に入っている
「めぐり逢い」(武満徹作曲・荒木一郎作詞)がとにかく素晴らしく、
何度も繰り返し聞いてしまう。
荒木一郎の歌詞が、ふつうのようで何とも味わい深い。
また、彼のささやくような歌唱がこのメロディ、歌詞にぴったりなのだ。
「愛」という言葉を発するときの声が何ともよい。
傑作。必聴の一曲。
 
  めぐり逢えるその日までは
  つらい夢も見るでしょう
  そしてわずか影にのぞく
  虹のようなその日

  めぐり逢えるその日の空
  雨にぬれたくちびる
  そして青い木陰に似る
  虹のような二人

  愛する二人になぜ苦しみがあるの
  愛する二人は涙にぬれてる

  めぐり逢えるその日からは
  生きる悲しみさえも
  ともに抱いて ともに歩き
  ともに歌う 虹よ
  (くり返し)


「ロック画報」でのインタビュー記事に、
唄を歌うことが苦手だったが、チェット・ベイカーのささやき唄法に出会い、
歌うことに喜びを見つけた、と書いてあった。
昔、チェットのあの声に魅了された私が荒木一郎の「めぐり逢い」に
まいるのは当然なのだ。
スポンサーサイト

テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

23 : 58 : 29 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0) pagetop
<<ベビー再び | ホーム | 「まむしと青大将」。ミッチーみたいな荒木一郎>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://ssbs.blog36.fc2.com/tb.php/67-36e1bff9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

 リネン

Author: リネン
♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

ブログ内検索

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

RSSフィード

Blogリンクリスト

BlogPeople

ブログペット

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。