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仲代達矢版『野獣死すべし』

ラピュタのモーニングで須川栄三監督、仲代達矢主演『野獣死すべし』を観る。
1959年の作品。
傑作。
音楽は黛敏郎。
白坂依志夫の脚本が素晴らしい。
大藪春彦の原作に比較的忠実で、かつ
ベテランと若者、それから、現実に鬱屈しながら犯罪を起こさないものと実際に起こすもの(刑事と犯罪者)、という二種類の対比を軸にストーリーを展開させるのが見事。
(白坂依志夫が素晴らしい脚本家であることは今更言うまでもないのだが。
特に増村保造作品が傑作ぞろい。『偽大学生』は鳥肌ものの素晴らしさ。)

ちなみに団令子が有名な都市伝説「大学病院で死体をホルマリンのプールに沈めるアルバイト」をするエピソードがあり。
(この作品では死体をアルコールのプールからプールに移すバイトと言っていたが)
この都市伝説はすでに1959年当時からあったのか、と驚く。

これまで仲代達矢について何とも思っていなかったのだが、
『野獣死すべし』での冷酷な犯罪者の演技はすごい。

仲代版『野獣死すべし』、必見である。
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テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

23 : 45 : 54 | 映画 | トラックバック(0) | コメント(2) pagetop
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コメント
私もラピュタで観た。
親父に仲代の野獣死すべしはいいぞう、と聞いていたが、そのとおり、素晴らしかった。
松田優作版しか観てなかったが、ニヒルで冷徹な伊達邦彦とは違い、戦争で狂人化したサイコ野郎だった。タイトルだけ「野獣死すべし」だった。あれはあれでよかったけれど。
仲代版は、ほぼ原作どおりで、ワルだけど憎めない伊達邦彦だ。
白黒画面がかえって凄みを出している。かつては邦画界も気合が入っていたんだなあと感心した。楽しかった。
by: 通りすがりウィリー * 2006/08/26 19:37 * URL [ 編集] pagetop
仲代版『野獣死すべし』の白黒画面の緊張感は凄いですね。

なぜ、伊達邦彦があのような考え方を持つようになったのかが、ある意味共感できる内容になっていたと思います。
また、伊達邦彦の思想に共感するかどうは別として、彼のいわんとする事は、よく理解できるつくりでもありました。

DVDの紹介文に監督、脚本家、音楽家、主演が皆二十代であったと書いてあるのですが、この作品の凄さを思うと、驚きです。
by: リネン * 2006/08/26 23:57 * URL [ 編集] pagetop

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♀。会社員。独身。
東京23区在住。
深煎りコーヒーが好き。
成瀬巳喜男監督作品56本を
劇場で観たのが自慢。

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